想いが人をつなぐ

 2021年も残すところあと2日になりました。
年内にやるべき事をリストにしてみれば沢山ありますが、
 今朝は私の活動をいつも応援してくれている方から2人の方をご紹介いただきお話をしました。
 ご自分の原体験から、「夢は必ず実現できる」ことを次の世代に語り続け、自分の成し遂げたいことのために学び続け、仕事や活動場所を変えながら実践し続けるバイタリティ溢れる方と、
 自分の人生では出会わないけれど確実に存在する社会課題に対して、見て見ぬふりをせずに地域の中で何ができるかを模索している方。
遠く離れていても志を同じくして行動している仲間がいると知ることができて勇気を頂きました。将来的に一緒に活動ができたらとワクワクしています。
 リーダーシップにはファーストフォロワーが必要なのですが、こうして想いを繋いで人がいるからこそ、新しい一歩作り出せると思います。それぞれの想いを知りつないでくれた仲間に感謝。

 オンラインお手伝い募集の事についても話をさせていただき、早速1月の活動に参加していただくことになりました。嬉しい。
私たち運営者は形になっていくに従ってニーズに応えながら形を変えていくと言うことが難しくなる時があります。
 私たちが目指す世界を実現することできているのか、想いを届けることができているのか新しい目で見てもらうこともとても大事だし、若い世代の人たちに私たちが出会うことができない、そして経験や年齢を重ねてしまったからこそ見えない、聴かせてもらえない子どもたちの想いを教えてもらえたらいいなと思っています。
 子どもたちを傷つけないために、そして目的を達成するためにどんなことを学び、注意しなければいけませんか?という質問をよくいただきます。
でも、人は目の前にいる人によって引き出される姿が違うので、見える姿も様々なんです。だからこそ、様々な人たちが目の前の人に真摯に向き合って、その視点を合わせることで相手を多角的に理解することができるのだと思います。だからお手伝いさんたちには是非先入観を持たずに真摯にその人の前に立ってほしいし、もし失敗してしまっても相手から思いを聞いて謝罪をして、どうすればいいかを共に考えることを繰り返してほしいと思います。この率直なやりとりをしつつ、たくさんの人との視点を合わせながら相手を多角的に理解していくことができたらいいなと思うし、それを丁寧に積み重ねていく中で人との信頼関係ができてくるのかなあと思います。たくさん子供に救われながら相互理解を深めてくれたら嬉しいです。

最後に「他者へのベクトルだけでなく、人との関りの中で自分自身にもベクトルが向くのだ。その状態で自分と相手の間に何が起こるか丁寧に見ていきたい」と言う話を聞いて本当に素晴らしいなと思いましたし、自分も相手もそして地域も育つ1歩になるのではないかと大きな期待を感じました。

私の目の前に何が起こるのか、私と周りの人たちが今日この場に一緒にいることによって何が起こるのか。
私も臆することなくのびのびと日々皆と分かち合いながら積み重ねていきたいと思います。

民主主義が実現するためには適切な希望が必要なのですが、ソーシャルアクションにも適切な規模感があるのかもしれません。
大きな組織では分業が進みすぎて、一人一人が担える範囲は限られています。でも本当はいろんなことを担える人が増えれば増えるほど、社会は豊かになっていくのかもしれません。(お百姓さんってとても豊かな仕事だったんだなと改めて思います。)
年内最後までミーティングの予定が入っています。
大掃除は終わらないけど、最後の最後までいろんな人たちと思いを共有して繋がり、新しい年を迎えたいと思います。

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