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【粘る力】サンデル教授のインタビュー動画に思う、「粘っても、どうにもならないこと」

♦全てにおいて「運」が作用しているように感じる

昨晩、マイケル・サンデル教授の新著『実力も運のうち 』(https://amzn.to/2RPCquD)に関連したインタビュー動画を見ました。

この動画の要旨は、全ての職業に尊厳があるということ。
そして、今、リモートワークができる職についている人や、政治家・エリートに「運よく」なることができた人は、感謝すべきである。決して、自らの「努力」だけで、この地位まで上がれたわけではない、ということでした。

確かに、考えてみれば、「粘る力」だけではどうにもならないこと、って実際にある気がします。こんなにインターネットが普及して、一発逆転が出来る世の中に見えたとしても。まだまだ組織の中では、最終学歴で初任給が違うところも存在しますし。

そう考えると、両親には、大学まで卒業させてもらえたことに感謝しかありません。

最初の職選びに失敗し、リーマンショックに巻き込まれたりしましたが、今、ここで物凄く面白くて毎日楽しくてたまらない仕事に出会うことができたのも、もとはというと、教育を受けさせてもらったことが大いに影響していると思うのです。

そして、現在ある程度自由になるお金があって、学びや趣味に躊躇なく支出することができているのも、仕事があるおかげ。

自分自身がそうなるべく「努力」をしてきたことももちろんですが、それでも、ベースとなる教育については、遡って得ることのできないものですからね(社会人になって大学院入学も検討しましたが、現時点ではそれより実務で学ぶことの方が大きいと判断)

もちろん、欲を言うならば、私も、東京で、裕福な由緒正しきお家に生まれて、幼稚園からバチバチの教育を受けて、色んなアッパー層と付き合って…という育ちも経験してみたかったですが、どうにもならないこと、変えられない事実、運要素ってあるんですよ。やっぱり。

自分で粘ってなんとかなることと、粘ってもどうにもならないことを整理して、前者に力を傾ける人でありたいですね。


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次の書籍代に充てさせていただきます。ありがとうございます。