![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122096956/rectangle_large_type_2_4522bebf817328da0c409f918ba05371.png?width=800)
ドナルド・ジャッド(Donald Judd)
🇺🇸 1928-1994
画家、彫刻家、美術家、美術評論家。
抽象表現主義の情念の混沌とした世界の表現に反対し、その対極をめざすミニマル・アートを代表するアーティストの1人。必ずカウボーイハットをかぶって記者会見をしていたらしい。
一度決めた作風を生涯に一度の変更すら許さない、頑固一徹の芸術家だったジャッドは、ころころ作風を変える同じミニマルアーティストであるフランク・ステラが好きではなかった模様。
* History
1946年 第二次世界大戦後の陸軍入隊、
韓国に。
1947年 除隊後よりアートを学び始める
1957年 ニューヨークで初の個展開催。
作品は「抽象表現主義の絵画」
その後アート系雑誌数社で
作品批評を掲載し、
「評論家」として評価される。
1960年〜 幾何学的要素や金属を使った作風に
変化、「テクスト」重視に。
1970年代 テキサス州マーファ訪問、移住。
1979年 Dia Art Foundationの協力の元、
陸軍基地跡の廃屋を含む
砂漠の土地を購入。
以後、自作や他の作家の作品を
恒久設置する場所として利用。
1994年 ニューヨークにて死去。
ミニマルアート
視覚芸術におけるミニマリズム。
装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、シンプルな形と色を使用して表現する彫刻や絵画のことで、1960年代主にアメリカで展開。先行する"コラージュアート(ポップアートの走り)系の抽象表現主義"を批判しつつ継承したもの。
* Chinati Foundation
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?