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平熱の恒常戦

先日の歯の話題のときに触れなかったことがあります。

「舌磨き」です。

これは、僕が「フロスがけ」の習慣を身につけるようになるよりもさらに前からやっています。

舌の上に溜まったものを「舌苔(ぜったい)」と呼ぶそうです。「舌」の「苔(こけ)」とは、ちょっと気味が悪いようにも思えます。

これをやると、歯磨きだけでは得られないスッキリ感に到達できます。コーヒーやら紅茶やらを飲んだあとにやると、歯磨きをして口をすすいだだけでは、かなりのものが舌の上に残ることが、歯ブラシへの色移りでわかります。それだけ「舌」の表面が、複雑な形状をしているんでしょうね。

「舌磨き」をすると、風邪をひかなくなるなんていう話もどこかで聞いたことがあります。ずっと「舌磨き」している僕はどうかというと、ちいさいのも含めればやっぱりひきます。ただ、風邪は線引きが難しいので、吐いたとか下したとか熱が上がったとか、明らかに決定的な症状が出ることは、年に1度あるかどうかです。自分の「熱の出にくさ」について僕は一定の評価をしています。検温自体めったにしませんが、「ああ、今日という今日こそはやばいかも…」と思って計っても、平熱であることが多いです。

熱はからだの防御反応だとか、菌やウィルスと闘っていることのあらわれだとも聞きます。だとしたら僕のからだは、もう少し闘うべきなのかもしれません。平素から、人とあまり闘ったり争ったりしないものですから、「からだ」の個性や特徴と、行動や思考面での性質は通ずるものがあるのかもしれません。ちなみに僕の平熱は36.7℃です。これが仮に、平均値に対して「やや高め」だとするならば、僕のからだは平常時からうす〜くのばして常に闘っている状態ともいえそうです。(人の平熱の統計って、あるんでしょうか)

歳をとるとあちこち悪くなると聞きますが、「歯」に関しては、衛生上の習慣が身についていないために起こる若い人のトラブルも多いのかもしれません。

幼い頃に、親に「虫歯になるよ」とたしなめられたことを思い出します。

痛い思いをしてはじめて積極的になれることもあるでしょうけど、いちど削ったり失った永久歯は戻りません。

歳をとったときに、一本でも健康な歯が多いほうがいいと実感する、なんて話も聞きます。

なんだか「聞いた話」ばかりですね。

僕もまだまだ若いのでしょう。

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