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雑詩集

63
詩的で私的なタイムライン。
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2018年8月の記事一覧

気象・奇勝・トリップ

気象・奇勝・トリップ

夏雲と青空の対比に誘われて、農道に足を踏み入れた。すると、野っ原の真ん中で雷が鳴り出した。ここで落ちたら、助からないだろう。頭のてっぺんから背筋が焼けるような焦りを感じ、急ぎ足で突き当たりの林へ。

「こんなところに、来るんじゃなかった……」

そう思いかけて、振り返る。それが幸運だった。雷雲と白雲がせめぎ合い、陽光が漏れた空。ひとりぼっちの焦燥は、ひとり占めの愉悦に変わる。僕は夢中で、その光景を

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夕暮れのまどろみ

夕暮れのまどろみ

18:54

19:01

19:14

こんばんは、お目覚めですか。