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【Bandido】カンスト勢のプレイ考察 vol.2

またカンスト勢のプレイヤーさん(以下、Bプロ)と出会ったので、プレイの中でも『すごい』と思った動きをシェアしてみます。

全景

例によって手描き感あふれる全景はこちら。

先手:黄色=Bプロさん、後手:赤色=Mr. Bandido

3手目

場面

黄色3が本譜。青T-3カードの受け2箇所。ⅡはA地点の十字トラップ狙い。

一見迷ってしまう選択肢ですが、ほぼノータイムでJ2を置いてきた3手目です。L字トラップを雑に使うよりも、良形に置ける可能性を伸ばすことに特化した一手です。A地点の十字トラップは見えるものの、そこまで狙っていなかったと思います。

5手目

場面

本譜は黄色5。十字トラップ2個目は嫌って切り替えたか

この手は3手目のトラップを重視しないことがよくわかる、解説したい一手でした。トラップは増えるほど価値が下がり、特に十字トラップは一つでいいというのがBプロさんの意見のようです。

9手目

場面

本譜:黄色9。青Ⅰは温存

つい青Ⅰ(U-2カード)を切りたくなるが、黄色H-4カードを優先した一手。このあとすぐに10手目にR-4カードをくっつけたために一時的に切れなくなりますが、プロは慌てませんでした。

15手目

場面

黄色が本譜。青Tや赤Lなどもある中でのUカード切り

9手目から6手進んだ図。ここで最初から温存していたU-2を切ります。青T-1や赤L-1など複数の選択肢があるなかでU-2を切ったのは流石としかいいようがありません。

おそらく、自分の持っているカードの枚数をカウンティングして、少ないカードの順番で受けていったのだと推測します。この場面での残りのカードをカウンティングすると、U-2カードは2枚、T-1カードは3枚、L-1カードは5枚(1枚切れ)です。よって、優先度はU-2カード(15手目)>T-1カード(17手目)>L-1カード(19手目)となり、本譜でもこの順番に処理されていきました。

また、U-2カードを切りやすくするための、13手目に手出ししたB-4カードが布石でした。

まとめ

今回、Bプロさんから学んだことは次の2つです。

  1. 序盤、良形を作れる可能性をできるだけ伸ばす手を考えること。

  2. 自分の出来る役割が2つ以上ある場合、貴重なカードから出すこと。

一手ずつ分析してみるのは楽しい。
次のBプロさんとの出会いが楽しみです。

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