磐梯町学校運営協議会の会長さん、副会長さんにインタビューしました
2024年6月28日
こんにちは、もとかわです。
私は、ここ磐梯町で、地域プロジェクトマネージャーとして、学校運営協議会の担当と地域学校協働本部活動統括コーディネーターの役目を担っています。
役名が長く、そして堅苦しいですが、要は
「地域と共にある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」を多くの方々の強みや個性をお互いに生かし合いながら進める調整役、といった感じです。
今年度の学校運営協議会も2回を終えた今、これまでの振り返りも兼ねて、会長さんと副会長さんを再デザインセンターにお迎えしてお話を伺いました。
本川:4月、5月、6月とやってきてみて、どんな感じですか?
会長、副会長:
「年間を通して、ゆっくりと『こうなってほしい』『こうなったらいいな』を考えて行きたいですね。」
「委員に頼もしいメンバーがそろっているので、自分一人で熱量をもってやらなくても大丈夫、という感じが持てています。だから気負い、というのはなくなりましたね。」
「今までは、場をつながないと、という命題も持っていたんですが、その比重もさがりましたし。」
「やはり、子どものことに関して、保護者、地域も学校に『任せすぎ』な面もあったと思うんです。任せすぎると、学校も「責任」をより強く感じてしまいますし、ある面、臆病にもなってしまいますよね。だから、もっと保護者、地域も子どもの教育・養育に加わっていったほうがいいんじゃないか、と思います。子どもが色々なことを経験したり育つ環境を整えたいですよね。」
「そのためにも、保護者、地域の方々がもっと学校にコミットできるようにしたいですね。」
「今までも、こうしたい、できたらいいな、というアイデアレベルの話は出ていたんですが、なかなか実現にまでたどり着かなくて。」
「今年度は、それが具体化して、実際に動き出せているのがいいですよね。例えば『放課後あそぼーよ会』や『流しそうめん会』とか。」
本川:年度初めの「一小の新しい行事を考える座談会」が一つのきっかけになって具体的な動きにつながっていますよね。まずはそこから動き出す流れができたと思います。
会長、副会長:
「子どもたちが喜ぶ企画など、一緒何かをする中でよい関係性が作られていくといいですね。」
「子どもたちが楽しいことを共にする中で作られた関係性があれば、それは困ったことを相談できる下支えになりますからね。そうだといい。」
「今まで、様々な理由や事情で学校に関われなかった方々もいますよね。その方々の中にもすてきなアイデアや特技をもった方々もいます。」
「そういう方も、無理なく呼び込める流れ、仕組み、チャンスが作れたらいいですよね。」
本川:これまでで、良かったことというと?
会長、副会長:
□1 企画が立ち上がって、動いていること
□2 学校運営委員以外でも、一緒に活動してくれるメンバーが増えていること
□3 子どもファーストで動いていること
ですね。
本川:今後の課題は?
会長、副会長:
□1 まだまだマンパワーに頼っている部分がある。
□2 一小も二小も一緒にできることを探る。
でしょうか。
そして、これからどんなことができたらいいか、についても意見交換。今回は次のようなことを確認し合うことができました。
□1 親父の会、みたいなのもあるといい。
□2 各校などで、先生方と保護者の気楽におしゃべりする「茶話会」(地域学校協働本部出張所、みたいなイメージ)
□3 みんなが楽しく参加し続けられる仕組みをつくる。
□4 様々な対話の場作り
最後に、
「保護者、地域の方々が学校にコミットしやすくできること」
そしてその結果、
「子どもたちにとって、よい学びや成長につながっていくように」
したいですね。
ということを3人で確かめ合いました。
とてもよい時間を過ごせました。
会長さん、副会長さん、本日はありがとうございました。