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ホワイトボード・ミーティング®練習会

2024年6月6日(木)
 こんにちは、もとかわです。
 ホワイトボード・ミーティング®練習会が、磐梯町教育委員会教育再デザインセンター(グラデーションセンター)主催で始まりました。

 ホワイトボード・ミーティング®とは、ホワイトボードを活用して進める会議の方法です。ファシリテーター(※)が参加者の意見をホワイトボードに書くので、何を話し合っているのかが明確になり、効率的、効果的に会議が進みます。
 「会議」とは書きましたが、授業でも同じです。今の時代の教育の大切なキーワードにもなっている「主体的対話的で深い学び」も、それが自分の人生を豊かに幸せにしていくのにも大切にしたいことだからです。

 子どもたちが主体的に自分の思いや意見を表現したり友達の意見から気付きを深めたりしながら、協同して学ぶ楽しさをより感じられるようにように、と授業デザインも変わってきています。学びを通して、自分のよさにも友達のよさにもじわじわと感じていけるようになるといいですね。教師にもファシリテーターのスキルが今後ますます必要になってきます。

 さて、この日の練習会。
 5名の方にご参加いただきました。町民の方、役場職員の方、会津若松の小学校の先生という多様な方々です。

 この日のプログラムは
①ご挨拶
②ペアコミュニケーション
③ホワイトボード・ミーティング®質問の技とは
④定例進捗会議
⑤振り返り
 
 「質問の技」などファシリテーションスキルを意識しながらペアコミュニケーションを繰り返し、エピソードを共有し合うなかで、場がだんだん華やいでいきます。
「へえ、そうだったんですか!」
「なるほど!」
「分かる分かる、私もそう!」

 お互いのことをよりよく知り合う、そんな場にみなさんの力でしていった、そんな時間になりました。



 
 ご参加のみなさんの感想(一部)
○話を聞きながら書く、という体験ができたことがよかったです。明日から子どもたちのプロジェクト学習が始まるが、その進捗なんかをこれでやってみたいと思いました。
○オープンクエスチョンで聞こうとすると、今までいかに自分が人の話を誘導的にというか限定的に聞いていたかに気が付かされました。相手の話を聞くのは難しいですが、そこがスタートにないといけないな、と感じることができました。
○オープンクエスチョンを使って話を聞いていくと、いろいろな輪が広がっていくなあ、と思いました。聞いていくと、そこからつながっていく話がたくさんあるなあ、とも感じました。いろいろな人に話を聞いてみたいと思います。
○どうしても先入観をもって聞いてしまうところがありますが、それではなかなか深いところにいかないんだな、と思います。「○○というと?」「具体的には?」などと聞いていくと、深いところにいけるのかな、と感じました。
○人と話すとき、知らず知らず、相手のことや考えを表面的に分かった気になっていたことに気付かされました。オープンクエスチョンを使って、「ああ、そうなんだ」というところまで落とし込んで聞けると、なんか、素直になれる気がします。

 
 皆さん、ご参加ありがとうございました。
 次回は、7月4日(木)です。
 どなたでもご参加いただけます。
 お子さんも一緒に練習できますので、ぜひご一緒に。

※ファシリテーター
 人が集まる場に豊かな対話、協議、議論を育み、ゴールに向かって協働の 
 プロセスを描きます。「問い」を立てる人でもあります。


どなたでもご参加いただけます。小学生や中学生もOKです(^^)