#安野たかひろ チームの都知事選ポスターオペレーション 立ち上げから自動化まで
こんにちは、安野たかひろチームの志水です。
都知事選において、広く有権者の皆様に顔を知っていただくために都内全地域約 14,000 箇所にポスター掲示板があり、そこにポスターを貼ることが重要になります。
今回が初の都知事選となった我々のチームにはその知見やオペレーションを1から作っていく必要がありました。
その中でもポスター貼りボランティアの方がポスターをどこに貼ればいいかをわかるようにする地図の更新作業は、ボランティアの方の力を引き出す上で大事なものでした。全てを手作業でやっていたところから最終的には全自動でポスター貼り報告がマップに反映されるまで、短期間で大幅な進化を遂げたので今日はその様子を紹介いたします。
6/20(木) 告示日、チームへの呼びかけ「作業できる方大募集」
6/20(木)の告示日にポスター貼り付けが解禁され、私たちのチームでも東京駅近辺の拠点でボランティアの方に配布を始めました。この時点ではポスター貼り付け用のLINEアカウントに貼り付けたポスターの位置を入力してもらい、スタッフがLINEのメッセージを確認して Google Spreadsheet に入力し、Map上のピンの色を🟦→🟨に変更する運用でした。人手が必要な作業になるので、チームに対して指揮をとる黒岩(安野の妻)から作業依頼がされました。
6/21(金) LINE→スプシ反映の自動化
スタッフがメッセージを確認する運用でなんとか回っていたものの、かなり時間と労力がかかる運用でした。1日経ったタイミングでスタッフの荒川が LINE の webhook を使ってメッセージをスプシに自動で取り込むことに成功しました。このことでスタッフがLINEにログインすることなくスプレッドシートだけを見て作業することが可能になり、大幅に労力が短縮されました。
6/22(土) 初の週末、ポスターの貼られる速度に人手が全く追いつかない
6/22(土)は選挙戦が始まって初の週末ということもあり、ポスターの貼られる速度がその前2日とは段違いにスピードアップしました。オンラインのスタッフが2,3人つきっきりで対応していましたが、1分間に7,8件のポスターが貼られていき、全くついていけなくなりました。
オペレーションとしては未対応の行を確認し、該当のマップを開き、ピンを見つけて色を更新する、というものでした。ピンを探すのに手間取ると1件あたり数分かかっていたため、どんどん貼られているのにマップ上では未対応のピンが増えていきました。この時間にポスターボランティアをやっていただいた方は既に貼られているとご報告をいただくことも多く、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。
ポスターも足りない!
またポスターを受け取るボランティアの数もかなり増えた結果、拠点で配布するポスターが足らなくなる事態にもなりました。
拠点スタッフは目の前の対応に追われている中、オンラインのメンバーが在庫の確認と在庫から拠点へのロジを完了させ、ポスターを拠点に充填することができました。
リーダーの指揮
日に日にさまざまな問題が起こっていましたが、ポスターチームのリーダーの根本から現状を踏まえた指示が的確に出されており、頼もしかったです!
6/23(日) ボランティアの方によるマップ転記が始まる
明らかにスタッフだけでは手が回らなくなっていたところで、スタッフの緒方がボランティアの方の力を借りることを提案しました。
安野支援者の方々が集まるLINEのオープンチャットに呼びかけた結果、10名ほどのボランティアの方が名乗りを上げてくれました。このボランティアの方々のマンパワーがものすごく、一気にピンの変更のスピードがあがり、ほぼポスターが貼られるスピードに追いつくことができました。本当にボランティアの皆様には頭が上がりません!
地域ごとに集計が自動化
また転記ボランティアの方の1人には進捗状況の把握に取り組んでいただくことができました。
このことでどの地域を優先的にターゲットするかが明確になり、ポスター貼りボランティアの方への重点地域の告知ができるようになりました。
6/24(月) マップの抜け地域に対する指摘
ポスター貼りマップの存在が多くの方に知れるにつれ、マップの不完全さに対する指摘をいただくようになりました。
ポスター掲示板の位置を全地域において細かくチェックできていたわけでなく、地域ごとにごっそり抜けているという厳しい指摘をいただきました。ポスター掲示板のデータは更新されることもあり、その度に紙袋一杯のポスターの位置が書かれた紙を受け取ることになります。どうにかしてポスターの位置情報も素早くアップデートする仕組みを整える必要があることがこの時にわかりました。
6/25(火) 多摩地域にアプローチするため新宿拠点が立ち上がる
地域ごとのポスター貼りの進捗を追っていく中で、都心や東京東部はかなり進捗が良かったものの、この段階では多摩地域はかなり課題があることがわかってきました。多摩地域にポスターを配布していくため、アクセスの良い新宿にもこのタイミングで拠点を立ち上げました。
安野本人が大島にポスターを貼る
この日は安野本人が大島に遊説に行っていたこともあり、大島にもポスターを貼ることができました。
6/26(水) 神津島にポスターが貼られる
島嶼部にいかにポスターを貼っていくかも課題の1つでしたが、スタッフの金子が神津島に貼ってくると名乗りを上げました。ボランティアの方の協力もあり、島嶼部もかなりのエリアをカバーされることができました。
6/27(木) 自動化システムへの移行
この間、既存のマップでは手動でのオペレーションも速度が限界に近づいており、さらにピンの位置情報のズレが続々と出てきて修正する必要があることがわかってきました。そのためスタッフの植田がGoogle Mapから新システムへの移行を進めていました。
この日、新システムでの可視化がお披露目されました。ここまで見ていただいた方にはおわかりいただけると思いますがこの進捗は本当にすごかったです!
詳しくはぜひ、こちらのブログをお読みください!
100%を目指すために
手動でのオペレーションに始まり、ボランティアの皆様の手をお借りしながらなんとか自動化したオペレーションを立ち上げました。マップのピンの反映の遅れやポスターの不足などでご迷惑をおかけした皆様には大変申し訳ありません。チームでは選挙期間最終日の 7/6 (土) までに全地域100%貼ることを目指しています。最新の進捗状況はこちらから確認できます。
100%を達成するために、ポスターボランティアの方には1つだけお願いがございます!もしポスターを受け取ったものの近隣は貼り終えており手元に余ったポスターがありましたら、ぜひ街頭演説の際などに事務所スタッフに渡していただけると幸いです!今からでは追加の印刷が間に合わず、皆様から回収したポスターが残りの地域に貼られていきます!
引き続き皆様のご協力をいただければ幸いです。ポスターを貼る期間も残りわずか、投票日までも残りわずかですが今後ともご協力をよろしくお願いいたします!
今回はこのオペレーションの裏側の一部について(本当はここに書ききれない多数の方の尽力があります)ご紹介いたしました!