自分の空気読めないレベルはどれくらいなんだろう。


物心ついたころから、クラスの中心的なコミュニティからは距離を置いて生きてきた。そのためいじめられたり、なんとなく阻害感を感じることも多々あった。

なるべく社会に溶け込む努力はしてきた。ミーハーや一軍的な空気は嫌いだったけど一匹狼やアウトローを気取る勇気もなかったからだ。結果としていじめられていた義務教育時代に比べると最近はかなり適応してきたと思う。

ただ、ずっと子供の頃から苦手な瞬間がある。自分がその場の空気を読み違えた時に発生するあの「緊張の糸がピーンと張り詰める」瞬間だ。何かズレたことを言ってしまったんだなというのは分かる。でもその発言が具体的にどう問題だったなかは何度頭で考えてみても分からない。若い頃は何度か周りに直接聞いてみたこともある。「え?何、何?この空気?俺今変なこと言った?」って。すると周りは苦笑いするか無表情で俺と顔を合わせない。「いやいやいや・・笑」みたいな空気になる。今やってたコントの笑い所を説明しろと求められたみたいな空気になる。

だからもうそういう時は大人しく黙っているか、わざと空気読めない発言を重ねて道化を演じるかのどちらにしている。もう慣れたから深くは傷つかないが、その度発生するモヤモヤ感は子供の頃と変わらない。

常に空気を読めない発言を繰り返して、全く気にしていない人。おれはそういう人種と同じように見られているのだろうか。それともいちいち気にしすぎなだけ?自分の空気読めないレベルはどれくらいなのだろう。テレビを見ていても、空気を読めない人にも色々な人種がある。爆笑の太田みたいなある程度自覚がありそうな人。爆笑の田中みたいな一見普通だがかなりヤバいヤツ。蛭子さんみたいなほぼ天然っぽい人。トシちゃんみたいな痛々しいから引っ込んでてくれ、と思うような人。魚くんみたいな何故か許されている人。

こうやって文章にすると、「結論、自意識過剰」みたいな話になってきそうだが、どうしても自分が周りからどう思われているか気になってしまう。これを読んでいるあなたは自分がどれくらい空気が読める人間だと思いますか?

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