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187日目 坂と米

2022年 5月 9日 (月)

●大学に行った。
大学までの道のりは登り坂が多い。うっすらキツい登り気味の道を抜けた先に普通にメチャキツい登り坂が現れ、その坂がしばらく続いてようやく大学に到着できる。
この坂道が自転車通学の自分の大敵なのだ。せっかくやる気を出して授業を受けようと思っても、この坂道のせいで何度それを断念させられたことか。
最近はキツさが増してきたように感じていて、運動不足の影響か、日々登校の難易度が上がってきている。
なぜか。問題は自転車にあるんじゃないかと思いタイヤをブニブニ押してみると、その効果音からもわかる通り、空気が全く入っていなかった。
敵は意外と身近にいるものだ、今日の帰りは近所の自転車屋に寄って、無料で貸し出してくれている空気入れでタイヤをパンパンにして帰ろう。
これで明日からのキャンパスライフも晴れやかになること請け合いだ。

3限4限と授業を受け、帰路に着く。いつも一緒に帰っている友人に今日は自転車屋の方へ行くからいつもとは別ルートで帰るわと伝え、颯爽と空気の入っていないタイヤを有する自転車を漕ぎだしていく。

大きな道路の横を走り、信号を渡り、坂を下り、住宅街を抜け、大通りを横切って、曲がって曲がって曲がって曲がって家に帰ってきた。

今日は早めに帰ってこれたし、このまま早めに晩御飯を作るのもいいかもな。
そんなことを考えている自分の頭の中に、空気入れの4文字は存在しなかった。
今日記を書こうとして今日あった出来事を頭の中で整理しているときにやっと思い出した。明日こそ空気入れなきゃ。

多分坂が悪さしてるんだよな。前述のとおり登校時にはキツい登り坂がしばらく続いているので、その逆、下校時には気持ちのいい下り坂がかなり長く続いている。
そこを一気に駆け下りる気持ちよさでタイヤの空気のことなど頭から吹っ飛んでしまうのだ。
上る時の下る時も自分の邪魔をしてくる坂という存在、いつか誰かに罰されてほしい。

●晩御飯を5時半に作り始めてみたら、丁度7時くらいからご飯を食べ始めることができたので良かった。
冷凍のご飯が切れていたので、ご飯を炊こうと思い、今日はなんだか余裕があったので土鍋でご飯を炊いてみた。

折角なのでガスコンロも引っ張り出してきた。
米を研いでしばらく水に浸水させる、大体40分くらい浸水させて水ごと米を土鍋に移し替え、コンロにセットして中火に15分くらいかける。
鍋蓋の穴からプープー水が噴き出してきたあたりで火を弱火に落とし、もう一回15分くらい火にかけ、チラッとふたを開け中の様子を確認し、ふたを閉め10秒ほど中火にかけ、火を消す。
しばらく蒸らしてその間に他の料理を机に運び、蓋を開けてやっと白米にありつけた。

土鍋で炊いた米、美味しかった。
比較のために炊飯器でも炊いておけばよかったなと少し後悔。
ただ心なしかいつも食べていた米より美味しかった気もする。これはかけた手間の問題か?

あとおこげができてしまったのが少し痛い。硬い米はそんなに好きではないので。


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