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227日目 怪盗クイーンはサーカスがお好き

●昨日の夜、というか今日の朝。
余りに眠くなかったのでアニメを見ながらベッドで寝ころんでいたが、それでも一向に眠気がやってこない。
このまま寝転がっているままなのもなんだかもったいなく感じてきたので、料理をすることにした。
とりあえず昨日買った豚肉細切れをジップロックに移し替え、冷凍庫へ。
最近肉をダメにしてしまうことが多いので、冷凍して時間を止めることにした。
次はジャガイモを茹でる。
一個丸々を茹でていたら火が一向に通らなかったので、途中で半分にカットした。
ゆであがったら皮をむいて芋を潰し、牛乳とバターを合わせてマッシュポテトを作った。
この先何の料理に使うのかは何も決めないままマッシュポテトを作ってしまったが、まあ腹が減った時に舐めるだけでもそこそこ消費できるだろう。

次に鶏むねに砂糖と塩を塗り、鶏ハムの下準備をした。これはそこまで時間のかかる作業ではない。

この辺で眠くなって寝た。アニメを見ながらやっていたら5時くらいになってしまい、今日もバイト中ずっと眠かった。夜更かしは本当に良くない。

●バイト。
今日もずっと皿を洗っていたな。
本当に何も起こらなかった。日記に書くことがないバイトってやる意味無いんだよな。何かネタをくれないと、今日はほとんどバイトしかしてないんだから。

休憩時間に食堂で定食を食べた。今日のメニューはジャージャー麵定食だ。
なぜかジャージャー麺定食には米が付いてくる、それはもういらんだろ。
メインのジャージャー麺を食べ終えてもまだ茶碗一杯分の米が余っているの、なかなか嫌だったな。

というかジャージャー麺って初めて食べたかもしれない。
やけに味が薄かったんだけど、あれは自分の舌と食堂のおばちゃんの腕、どちらが悪いんだろうか。
悪い方は切り落としてしまった方が良いと思う。

普通の中華めんに何も味が付いていないもやしときゅうりとネギ。
これに挑むのにジャージャー麺のジャージャーの部分を占めているであろう肉味噌だけでは少々心もとないんじゃないか。
周りがすべて無味の状況でも活躍できるほどのポテンシャルを、あの肉味噌が持ち合わせていたとは思えない。
なんかタレとかかけ忘れてたんじゃないかな、バイト先の食堂で微妙なものを食べたのは初めてだったので、かなり驚いた。

●バイトも終わり、駅の逆側の出口まで歩いてそこからしばらく行ってショッピングセンターにやってきた。
夜の9時半ごろとなかなか遅い時間に行ったので店はもう閉まっていたが、今日の目的は買い物ではない。
映画を見に来たんです。

見ました怪盗クイーン。
なんか公開されてから3日間の売り上げが続編に繋がって来るらしいので、折角だし行っとくかということで見に行ってきた。
映画まで少し時間があったのでマックに行った。
人生初のビッグマックを食べてみたが、夜限定サービスのパティ2倍頼まなくて良かったなと思う。
なんでも量を盛りゃいいってわけじゃないんですね、食べ辛さが限界突破してたもんな。
レタスがボロボロこぼれるわ、手もソースでベットベトになるわで良いことなしだった。
折角の人生初ビッグマックが嫌な思い出になってしまったな、映画館のトイレで手だけを洗って、そのままシアターへ。特典の小説もバッチリゲットすることができた。

●見ました。怪盗クイーンはサーカスがお好き。
あっという間に終わってしまい、劇場を出て調べてみるとどうやら上映時間が1時間ちょいだったらしい。もっと長尺でやってくれてよかったのにな。

以下ネタバレ。
















本当にあっという間だった。
正直もっと見たいシーンや必要だと感じるシーンは多々あったので少々残念だ。ただ小さい頃読んでいた文字の世界を映像として見られているわけで、多少の違和感は自動的に補正されてしまうものだ、面白かった。

というか映画で見て初めて思ったけど、クイーンが人に変装するときの催眠とか暗示とかの騙し合いってかなり無茶苦茶だったんだな。
最初は記者に変装していて、途中から自分の正体を疑って来た催眠術師に逆に催眠をかけて、その催眠術師をそれまで自分が変装していた記者だと思わせ、自分はその催眠術師に変装する、という複雑で何でもありで、今聞くとなんだそれと突っ込みたくなるくらいぶっ飛んだ設定だった。
でも面白いんだよなぁ。
久しぶりに小説を読み返したくなった。

色々豪華な映画だったと思う。教授や三つ子、倉木博士までチラッと出て来ていて、この先のメディア展開にも期待を持たせてくれるなかなかいい演出だったと思う。三つ子に至ってはライオンに襲われる役にまで抜擢されてたもんな、それは流石にやりすぎ感あったけど。

映像は普通だった。夜景とか背景ですげえと思うところはいくつかあったが、全体的にはいつも見ているアニメの中間くらいの出来だったと思う。

あとはやはり声優さんだろうか。
大和さん、声は凄い良かったな。中性的で迫力があってクイーンにかなり合った声だと感じたが、演技面が少し引っ掛かることが何度かあった。
ジョーカーくんは良かった、想像の1.5倍くらい声低かったけど。
RDは内田さんだったか、もっとリアルアバターとして出てくるのかと予想していたが、人工知能として喋っていることが多かった。

クイーンの予告状を受けてクイーンがTwitterのトレンドトップに来る描写、良かったな。サーカスがお好きが刊行されたころは当然Twitterなぞないので、2022年の令和のこの時代に映画化するにあたって、現実の要素をいくつか入れようとしていたのがよかった。

あと気になったのは義足の所だろうか。
もちろん自分は原作を読んでいるので、ホワイトフェイスのマジックの仕掛けはすべてわかっているのだが、どんな感じで答え合わせがされるんだろうと期待して見ていた割には、何の前触れもなくホワイトフェイスの方から、「なぜ俺の足が義足だと気づいた?」とのセリフが出てきてかなり驚いた。

戦争の悲惨さとサーカス団の明るい部分を同時に見せているかなり好きな場面なのだが、割とあっさり済まされてしまったのは残念だ。
初見の人はえ!義足だったの⁉と驚くんじゃないだろうか、全体的に初見向けではなかったなーという印象を受けた。まあ自分は初見じゃないんでね。楽しめたんでね。

演出面や映像面、気になることは多かったが、それだけの期待を自分は怪盗クイーンに寄せていたんだなということで済ませておこう。
ぜひこれから何度もアニメ化していただき、どんどん技術を向上させていっていただきたい。
あー原作読み返したい。

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