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2/27 「ふもとの音楽 vol.0」の余韻

昨日は写真を上げる体力しか残っていなかった。それほど楽しみ尽くしてしまった、「ふもとの音楽 vol.0」。

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高尾山口駅前の宿泊・アクティビティ施設のタカオネの、広々とした中庭スペースで開催されたイベント。5~6か所ある簡易焚火スペースは人気で、常にあちらこちらで火が起こされていた。

そして僕が愛してやまない地元のブルワリー、高尾ビールも参加。3種類の生ビールと、1種類の瓶ビールを用意してくれていた。

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なんと車体からビールが出てくる!夢のような車…僕にとってのガソリンのようなものでもある。
黄金の液体をゲットしたは、すぐさま中庭へ移動。グッドビール with グッドミュージック。

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右奥のテントがDJブースになっている。
基本的にはBGM要素の強い、居心地の良い曲がプレイされていた。
しかしこの中庭は、写真でも分かる通り、ずっと日陰。冬の高尾はなかなか厳しいぜ。高尾山口駅のほうに歩き、蕎麦ブレイクを挟んだ。

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冬の蕎麦キャンペーンをやっており、割引になるのも嬉しい。
15時頃にもかかわらず、待ちが発生していた大人気の高橋家。天ぷら蕎麦をオーダー。
スープも飲み干す勢いで食べ進めた。温かさが身体に染み渡る。

またタカオネに戻り、中庭の音が十分聞こえるロビーで高尾ビールをおかわり。
このOn and Onは最終的に何本飲んだのだろうか。正直、カウントできていない。

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イケているジャケだ。味も最高で、苦味が強いとされているIPAスタイル。しかし、レモン果汁を入れることにより、スッキリサッパリさせて飲みやすい味に仕上げている。
瓶は当日限定だったが、生ビールでタカオネに繋がっている。つまり、こんなに美味しいビールがいつでも飲める…?!なんということだ!

僕はこの日もHi-STANDARDのキャップを被っていて、それをキッカケに話しかけてもらった。話を聞くと高尾ビールのスタッフの方だった。
彼とは世代も同じで、あらゆるバンド名に対し「聴いてました!!」から始まり、ジャパニーズパンクシーンについて延々話し込んだ。
僕が10数年前にイベントを打っていたライブハウスの店員だった時代もあったそうで、大小のライブ会場で何度もニアミスしていたらしい。狭すぎる世界よ。

そして高尾の夜は更けていく・・・

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このロビーで3時間以上は談笑していた。DJの方もお酒を買いにきていて、プレイリストを良く聴いている方も初めて実際お会いできた。
「好きです!!」と伝えられた。酩酊者同士の距離感、これくらいがちょうどいい。

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飲み干されたOn and On。もちろん、最終的にボンネットに乗り切らなくなっていた。
醸造長の池田さんは「オンアンドオンで」とオーダーが入るたび「はい!オネノンで!」と承っていた。こだわりらしい。

DJの方たちがかける曲もだいぶ幅が出てきて、ビート強めの四つ打ちから宇多田ヒカル、藤井風などが繰り出されていた。
今後の開催を見越して、どこまでいけるか実験のようだったが、高尾山はどんな曲でも受け止めてくれる。
マッチしない曲はないんじゃないかと思うほど、曲それ自体が有機的にダンスしていた。まさに、ふもとの音楽である。

最終的に生ビールは売り切れ、On and Onも破竹の勢いでなくなっていった。そして高尾ビールの撤収を見届けるまで居てしまった。
これはのぼりを回収している高尾ビールスタッフたち。

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また、この場に居合わせた別の方とも面白い話ができた。早めに動き出していこう。
考えすぎる前に予定を先に押さえてしまうような、そんな勢いが大事なこともある。

シチュエーション、内容、余韻、未来もすべて最高な「ふもとの音楽」。
主催の皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました。

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