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夜はMINAKEKKEばかり聴いてる
冬の夜、一人で静かにMINAKEKKEを聴く時間が好きだ。 読み方は「ミーナケッケ」という初見殺しのアーティスト名。 幽玄的な声というものがあるとしたら、それはこの人のためだろう。 「映画の音を消して場面に合った曲をその場で作る」と、 本人がインタビューで語っていた歌詞も特徴的。 この曲の「気が振れないように踊っているの」に代表されるような、 自分が自分であることをギリギリ保つため、 ある種の意識のトリップ、逃避として踊る場面が何度か出てくる。 曲のアレンジも様々なアプローチがなされている。 聴き飽きないどころか、聴けば聴くほど、 必要な音しか入っていないことに気づいてまた繰り返し再生してしまう。 今度ライブを観に行ってみよう。