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お母さんやっているだけで素晴らしい

ぼくはお母さんのところに行って

「あなたのままでお母さんやってください」

って伝えています。

ヘタレでも

すぐに怒っても

ウケるまで同じギャグを子どもにやり続けたとしても

だって、……。

子どもはみなさんが本当に好きなんです。

心から存在を認めてほしくって

日々頑張っているからです。


ぼく、小学校の教師をしてました。

勤めてすぐ

「子どもたちはお母さんに承認されたくって学校に来ている。

 いや、ときには幾多の問題行動や病気、

 ふとうこう(あえてひらがな表記しています)でさえ、

 お母さんに無意識の愛のメッセージを届けたくって

 やっている……」

もう、カルチャーショックでした。


そして、子どもたちは給食を食べながら言います。

「お母さんのだらしないところが好き」

「お菓子食ったの忘れてて、あんた食べたでしょ、

 って因縁つけるところが好き」

「ゲームして遊んでいるうちにガチになってこっちが

 泣くまでやめないところが好き」


そうなんです。

子どもたちは、みなさんの本質を「好き」って言ってます。

中には「怒るところ」っていう子もいます。

みんなが驚くと

「だって、お母さんが起こる時ってたいていぼくが間違ってるから」


みなさんのままでいいんです。

みなさんのままがいいんです。

そのままのわたしで、時に悩み

時に落ち込み、でも、思い切ってぶつかる。

そのすったもんだが子どもは体験したいです。


以前、ものすごく反抗した子どもに

悩んだ末、一歩も引かずぶつかり続け

とうとうお母さんの口から

「あんたのそういう強情なところ、あんなたの才能だわ。

 お母さん、やっぱそこ大好きだわ」

って観念したらしいんです。

「もう、あんたの思うようにやりぃ」って。

そうしたら嘘みたいに別人格。

自分のこだわり以外は、むっちゃ素直で。

「あれなんだったろう?」って言ってました(^^)/


お母さんとの経験がすべて糧。

お母さんとのぶつかり合いが人格形成。

お母さんとのすったもんだがきょういく活動。


一番深く、濃い経験をしたくって

きっとお母さんである皆さんを選んだんです。


それでいいんです。

それでいいんです。







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