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S1使用タチフサグマ

 初めまして。名古屋でポケモンカードをプレイし、去年から少しずつ競技シーンへの参加をしている弁当バナナ(@lycheepoke)と申します。
 この度は11月7日に行われた自主大会たみぃ杯ベスト16という一定の成績を残せたこと、シティリーグでの惨敗の反省と思考の整理のためnoteに残そうと思い記事作成を行いました。

※途中アルセウス&ディアルガ&パルキアTAGGXを三神と表記するなど、略称を使用しています。ご了承ください。また、ポケモンカードのダメージは10点ずつの計算ですが、かんしゃくヘッド、あらくれシャウトの打点ばらまきの際、1点と表記しております。
※文章中、相手をきぜつさせることを「処理」と表記することがあります。苦手な表現だと思う方はご注意ください。


1.構築レシピ

11月7日たみぃ杯使用時

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11月15日シティリーグ使用時

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2.採用カード説明

以下シティリーグ時採用カード説明

ポケモン
・タチフサグマ 3枚
 コンセプトであり実用的に動かすため3枚採用。

・ガラルマッスグマ 2枚
 飴をうまく引っ張れない際にポケモン通信やネズから進化していく枠。
 1枚だとグッズロック下で苦しいため、安定をとり2枚採用。

・ガラルジグザグマ 4枚
 タチフサグマへ進化させる、かんしゃくヘッドの利用を最大限にするため4枚採用。

・ヤミラミV 2枚
 対VMAXに対するメインアタッカー。地味にこうみゃくさがしも強いため場面によっては打つ。VMAXに対して2体同時に準備したいため2枚採用。

・イベルタルVMAX
 俗にいう〆枠。主に対VMAXに対してサイドを取りに行く。

・ミュウ
 主に対ウッウV、超ミュウミュウのアーゴヨンGXに対する解答。

・カビゴン 2枚
 ジラーチと悩んだ枠。マリィに対して弱い難点はあるが、7枚までドローできることとhp130という高耐久は強い。

・クロバットV
出来るだけ使いたくない枠。事故時のフォローと追い込みをかけるときの1枚。スタートしたときは泣く。

サポート
・マリィ 3枚
 リセットスタンプを2枚する枠がなく、捨てたいカードが少ないため3枚採用

・ネズ  2枚
 その場に応じて必要なポケモンをサーチし手張りを行っていくため採用。シロナや博士の研究で引けるからいいと考えるなら抜いていい枠。

・メイ 2枚
 カビゴンを倒されたカウンターで使うと強い枠。ふしぎなあめといった、必要札をサーチするために採用。本当は3枚欲しい。

・とりつかい1枚
 前のポケモンを引いて縦引きを行うカード。カビゴンやイベルタルGXがバトル場でつっかえることも多いため採用。入れ替えの3枚目。

・ボスの司令 2枚
 基本的に採用しない理由がない。最低1回は使いたいため2枚。

・クチナシ  1枚
 ヤミラミVによる奇襲攻撃や盤面のVGXをどかすために採用。

・博士の研究 1枚
 最後の追い込みなどに使用。序盤捨てられないカードが多く存在するため1枚に留めている。

・グズマ&ハラ 1枚
 ご自慢枠。後述する対ルカメタザシアン、対三神ザシアンへの誤魔化し枠。後攻事故時にキャプチャー風船カビゴン食いだめと繋ぐことができる枠。冒険のカバンと悩む枠。

●グッズ

・クイックボール 4枚
 種ポケモン持ってこないと始まらないので4枚。

・ポケモン通信  3枚
 その場に応じて必要なカードを山札と取り替えるため3枚。

・回収ネット 4枚
 かんしゃくヘッドの再利用やカビゴンの回収など、多くの仕事を担うため4枚。

・ふしぎなあめ 3枚
 タチフサグマへの進化を最低限遂行するため3枚。2枚で使っていた時もあるが、3枚の方が安定。

・ポケモン入れ替え 2枚
 カビゴンやイベルタルをどかせることが1番の仕事。最低限の2枚。

・リセットスタンプ 1枚
 本当は2枚採用したいが枠の都合により1枚。三神に対してはクチートGXとボス同時使用の要求値を上げるため、タチフサグマ単騎後に三神を気絶させサイドを取った後に使用したい。

・ツールスクラッパー
 後述する三神のお守りはがしや、セキタンザンのムキムキパッドはがしに使用する。

・カウンターゲイン
 タチフサグマを1エネ起動させるために必須なカード。

・ビッグパラソル
 フルメタルウォールやペイルムーン、さくれつバーナーといったタチフサグマ単騎時の詰めの一枚。フィオネケアできるのも偉い。

・ふうせん
 奇襲するデスカウントGX後の逃げ札やグズマハラでキャプチャーと一緒にカビゴンを使うために採用する枠。

スタジアム

・混沌のうねり 1枚
 かまどやサンダーマウンテンなどの妨害として強い枠。

●エネルギー
・ハイド悪エネルギー 3枚
 逃げエネになる強いカードなので3枚。元の構築でエネルギー付け替えがあっての3枚だったため、4でも良かったかも。

・基本悪エネルギー 5枚
 最低限の枚数。

・キャプチャーエネルギー1枚
 グズマ&ハラなど、カビゴンに繋げたりミュウを出したりするときに強い。ヤミラミVやイベルタルGXに貼ると弱いので注意。

3.基本的な立ち回り

 カビゴンでドローしながらTAGなどの種ポケがメインのデッキにはタチフサグマ単騎、VMAXなどの進化デッキにはヤミラミVとイベルタルで3枚ずつサイドを取る事を目指す。


各デッキへの立ち回り
●三神ザシアン
1番意識することは、タチフサグマ単騎への道なりとクチートGXの「みわくのウインク」ケア。
 前半は前にカビゴンを出しながらジグザグマ2体を出し、タチフサグマ起動のために育てていくこと。
 単騎後はクチートGXにより手札の種ポケモンを召喚され、ボスの指令を言われることが1番の負け筋のため、早々に山札の種ポケモンをトラッシュしていくことが求められる。グズマ&ハラやクイックボール、博士の研究などで捨てていくことを意識する。三神を取った後やマリィ後にクチートGXが飛んでくるため、出来るだけ確率を減らす努力が必要。
 ギルガルドV……??知らない子ですね…

その他細かく意識すること
・大きなおまもりのついた三神に1点置いて280点まで到達してからツールスクラッパーで剥がし気絶させ、サイドのポケモン確認を行うことができる。
・クチナシでVGXを落とし、非VGX回収ネットで手札に戻す手段。
・三神、ザシアンVへのブロッキングで倒せるまでのばらまきでの打点調整。
・ザマゼンタVに特殊エネルギーをトラッシュされるため、タチフサグマには基本エネルギーを優先して貼ったりパラソルをつけたり3エネ目をつけるなどケアを行うこと。
・タチフサグマ単騎直前でも、フィオネのひきよせのうずからボスの司令でブロッキングを崩されることがあるため注意。

●ルカリオ&メルメタルザシアンVザマゼンタV(ルカメタザシアン)
 ルカメタザシアンも単騎を目指すプラン一択。
 相手側はボスでウラのポケモンからサイドを取りながら、最後にフルメタルウォールGXで2エネ剥がして動けなくするプランを持ってきます。グズマ&ハラやカウンターゲイン、ビッグパラソルを大事にして乗り切る。ザマゼンタに特殊エネを割られることも同様注意。

●小ズガドーン
 ウッウVとレシラム&リザードンGXに注意するマッチング。単騎になると6エネダブルブレイズでブロッキング効果ごと飛ばされるため注意。
 ミュウを置いてウッウVからのベンチ狙撃を止めながら打点を与えていく。
 かんしゃくヘッドの置き方はウッウVに2点、残りは回収ネットの枚数を見ながらジラーチなど。小ズガドーンには3点のせてブロッキングで処理する。
 タチフサグマ単騎後、ズガドーンGXのさくれつバーナーで混乱し、ワンチャンスとられてしまうのでパラソルをつける。

●ムゲンダイナVMAX
ヤミラミVが生きるマッチ。
 5点のせてヤミラミVのマッドネイル、4点のせてイベルタルGXでデスカウントGXをそれぞれ使用しムゲンダイナVMAXを倒していくゲーム。基本的にヤミラミVから入りマッドネイルで倒していくことを意識する(イベルタルGXから入ると置き物になりやすく、ヤミラミの準備がむずかしくなるため。)。しかし、どうしてもヤミラミVから入りづらい場合はデスカウントGXを使って処理する。
 基本的にはムゲンダイナで殴ってきてくれるため落ち着いて処理すること。
 序盤はカビゴン前でヤミラミを立てながら、ムゲンダイナにクマたちで打点を乗せていく。理想は、カビゴンをバトル場に出しヤミラミV2体に1枚ずつ手張りを行い、クマを使いながら5点乗せて一体目を倒す流れ(あくまで理想)。

 VMAX前のムゲンダイナVに乗せていくと、別のムゲンダイナに乗せられていき、無駄になることが多い。そのため、エネルギーを張っているムゲンダイナVや進化後を優先していく。
 毒ダイナの場合、ガラルマタドガスが出て特性を止めてくるため、ボスの指令でムゲンダイナを呼び処理していく必要がある。

●セキタンザンVMAX
 このデッキにおいては不利マッチ。ブロッキングの効果ぎ効かず、ストーンエネルギーとムキムキパッドをつけたセキタンザンVMAXに対してヤミラミのマッドネイルが6点要求となる場合が多い。また、ガラルネギガナイトVを使い3-2-3の要求を強いられると大変厳しい。
 基本的な立ち回りはムゲンダイナVMAXと一緒でヤミラミVとイベルタルGXで3枚ずつ取りに行く事を目指す。
 可能であれば、ボスの指令でマグカルゴを呼び、ブロッキングで倒しセキタンザンもブロッキングで削るという手段もあるが、要求値が高く困難。そもそもマグカルゴを2面立てられるとすでに遅い。

●超ミュウミュウ
 パラソルをつけたタチフサグマ単騎を目指す。パラソルをつける意図としては以下三点。
・ペイルムーンGXの効果を受けない。
・ガオガエンGXのクラッシュパンチによりエネルギーをトラッシュされるのを防ぐ。
・タチフサグマ単騎時、マーイーカの催眠術を防ぐ。
 単騎までに、アーゴヨンGXのベノムシュートによってウラのポケモンがとられてしまうため、ミュウをベンチに置きながらタチフサグマを育てる。
 

ちなみにシティではパラソルと3エネつけタチフサグマがクラッシュハンマー2連表でホラーハウスGX打たれて負けました。トラウマです。

●ピカゼク
 目指す到達点は超ミュウミュウと一緒で、パラソルをつけたタチフサグマ単騎。しかし、クワガノンVのパラライズボルトにより高い要求値を求められるマッチアップ。また、ツールスクラッパーの採用も超ミュウミュウと比較しても高い印象があるため、パラソルをトラッシュされダンデムショックによる麻痺を決められてしまうと詰んでしまう。
 クワガノンVが出てきた場合、ヤミラミVを前に出しながらマッドネイルで処理できるように意識。パラライズボルトにエレキパワー2枚でマッスグマを落とされると泣くしかないため、マッスグマを2体準備しながらタチフサグマを育てるのが理想。
 ピカゼクが前に出張ってきて6エネタッグボルトを準備されたらミュウをベンチに出してケアする。

●不採用カード、採用候補カード
・エネルギー付け替え
 本来1枚入れたかったカード。ヤミラミVの1ターン起動に必要。特殊エネルギーの採用枚数が多く使うのが難しくなったことと、プレイングでカバーできる場面もあったため見送り。

・しんかのおこう
 本来入れたかったカードその2。元レシピに1枚採用していたがマッスグマ2枚目の採用時に泣く泣く不採用。

・シロナ 
 トラッシュしたくないときのサポート枠。構成次第でネズや博士の研究と入れ替え。

・オニオン
 三神ザシアン戦で山札から縦引きを行いつつ、クチートGXのケアのために種ポケモンを捨てることのできるカード。好みで博士の研究と入れ替え。

・ハイド悪エネルギー4枚目
 エネルギー付け替えを抜いたので有れば4枚目を採用してよかったかもしれない。メイや相手の特殊エネルギー破壊カードとの兼ね合いもあるため、使用者の好み。

・サカキの追放
 クロバットVなどタチフサグマ単騎遂行に難しいカードのケア。サポート枚数の兼ね合いとクチナシ回収ネットで似たようなことができるため不採用。クチートGXを考えるとサカキの追放の方が優秀。

・トキワの森
 エネルギーを回収し三神ザシアン戦では種ポケモントラッシュによってクチートケアも考えられる枠。採用すべき。
 


最後に

 稚拙な文章ではございますが最後まで読んで頂きありがとうございました。ご質問などございましたらお気軽に(@lycheepoke)までご連絡ください。


練習付き合ってくれた人に報いるためにも次こそは結果出すぞ!!!!!!

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