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2022-2023シーズンTリーグチーム解説!京都カグヤライズ編

ついに来週には、Tリーグが開幕します!

だからこそ今再度、Tリーグのチームをおさらいしていきましょう!

今回は

京都カグヤライズ

をご紹介します。

京都カグヤライズのチームの概要

京都カグヤライズは京都をホームコートとする、昨年2022年6月に発足した女子卓球のチームです。

チーム名の由来は、

カグヤ (竹取物語)+ アナライズ(解析する)

『カグヤライズ』とは、京都・洛西に広く生える竹から着想を得たモチーフ『竹取物語(かぐや姫)』と、分析=『アナライズ』を組み合わせた造語で、技術力向上&戦績向上に役立つプレーの分析の強みとされている、チームだからこそ、このチーム名とされています。

昨シーズンの戦評

昨シーズンの京都カグヤライズは、迷走した1年になりました。

たしかに昨シーズンは負けゲームの中でも光る試合はありました。

実際に「ユエン シュエジアオ」や、「ドゥ ホイカン」、「成本 綾海」などシングルスで圧勝をされる試合もありました。

しかしそれが団体戦として連動せずに勝利がつながる場面がなく、折角の勝利の流れを不意にしてしまっていました。

その結果、勝利数も5勝という結果シーズン最低の6位で終了しました。

もちろん6月発足と開幕に向けて、準備期間がなかったということもあり、思うように選手獲得が出来なかった事もあったと思われます。

しかしそれ以上に昨シーズンの京都カグヤライズは明確な指針がなかったように感じています。

正直外からみていて何をしたいのかわかりませんでした。

Tリーグはプロチームであり、普通の卓球クラブと異なります。

小学生を起用すること

海外選手ばかりであること

これは結果が出ているのであれば、何も文句はありません。

しかし実際は結果が出ていません。

京都カグヤライズは昨シーズンのチームはその根幹のプロとしての意識をフロントにも、現場にも教えられる選手がいなかったと感じています。

だからこそ「迷走した」、シーズンになったのではないでしょうか。

今シーズンの戦力評

今シーズンの京都カグヤライズは、メインスポンサーの撤退によって、大幅に戦力低下をさせなければいけなくなりました。

そのため今シーズンの京都カグヤライズは、今年多くの選手がチームを離れています。

実際に多数の試合に出場した、ユエン シュエジアオ、ドゥ ホイカン、成本 綾海、など多くの主力が退団してしまいます。

ただそんな厳しいチーム状況の中でも、全日本選手権女子シングルスベスト8の結果を出した「出雲 美空」や、2021年全日本学生選手権女子シングルスベスト4の「岡田琴菜」を獲得します。

しかも過去正解ランク9位でWTTコンテンダー バンコクシングルス3位と結果をだした「アドリアーナ ディアス」も獲得するなど、少ない予算の中でも今年は何かしら強化の軸を作られているように感じています。

厳しい台所事情の中でも、シーズンに耐えれるメンツは集めらました。

ただまだまだ他のチームと比べると、戦力的には明確に劣っています。

だからこそ非常な対応となったとしても、勝利を稼ぐための決断が必要です。

そのためにも、池袋晴彦監督が、どこまで非常になれるか、昨シーズンのような結果にしないために、この1点が非常に重要だと感じています。

注目選手

今シーズン京都カグヤライズの一番の補強である、「アドリアーナ ディアス」ではなく私は「出雲 美空」を注目選手として上げていきたいです。

「出雲 美空」は2001年7月生まれの黄金世代の一個下の選手です。

特徴は威力あるフォアハンドドライブとボールタッチの良いバックハンドで相手を揺さぶる、独特な戦型をしています。

出雲はここ最近特に力をつけてきていて、世界卓球う出場の長崎美柚を全日で破り、ノジマカップでは伊藤美誠との試合で2ゲームを獲得するなど、成果が出始めています。

今シーズンの京都カグヤライズのエースはアドリアーナです。

しかしアドリアーナだけでは、勝利することが出来ません。

だからこそ出雲の活躍が必要なのです。

正直このチームが少しでも順位を上げるためには、彼女の成長が必須と言えるでしょう。

彼女が今シーズン、どのような成長曲線を描くのか、期待して見ていきたいです。

まとめ

今シーズンの京都カグヤライズはどうしても、プレー以外の問題が散見し、プレー以外の面でハラハラしなければ行けないシーズンになる可能性がございます。

ただ資金繰りが難しい中で、結果を出されたチームはプロチームにたくさんあります。

実際に少ない資金で優秀な選手を獲得されています。

少しでも上の順位に向かうための彼女達の戦いを期待して見ていきましょう!


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