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面子を保つために台湾留学

元台湾留学生ばななです。
私は2018年から高雄にある私立大学、文藻外語大学に入学し、2022年に卒業をしました。
今回は私が台湾留学を選んだ理由の一つについてお話しします。

私が台湾留学しようと思った理由の一つが、面子を保つためです。
私はすごーく田舎で育ちました。電車は1時間に1本、夜で歩けば人はおらず猪や鹿に出くわす、そんな田舎です。
そんな田舎で私は、「出来の良い子」として育ちました。中学に上がるとそれはより顕著になり、勉強ができる子、部長をやる子、生徒会に入る子、そんな風に周りから思われていたようです。

しかし、高校に入ってからは勉強に対する熱はなくなり、大学も適当に入ればいいやと思っていました。
でも、高校の同級生の志望校を聞いた時、クラスに所謂難関校を受ける人がたくさんいて、ふと思ったんです。
「え、私すっごくダサくない?」と。

今更志望校を上げるのは難しい。
でも、どうしたらまた「すごい」「さすが」と言ってもらえるか。
そう考えた17歳の私が出した答えが、海外の大学に入ることです。

海外の大学に入ってしまえば、学校名で比べられることもない。
日本では「海外の大学に行ったすごい子」になる。

実際この選択は大正解でした。
日本の友人に称賛されるのはもちろん、外国人が海外の大学で学習をしていると言うことに対して、台湾の人達はこれでもかと言うくらい誉めてくれました。

もちろん、周りの評価が欲しかったというのが全てではありません。
でも、すごい子でいたかったのは本心です。

周りの評価抜きにしても、台湾留学をして本当に良かったと思っています。 でも、こんな不純な動機も私の台湾留学のきっかけの一つです。

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