見出し画像

アメリカで感じた「日本の弱点」

こんにちは!
最近例の中華屋に行くのをサボっていました。すいません!!
そろそろ怒られそうなので、今日の昼行ってきたら、麻婆茄子丼に再び魅せられてしまった瀬戸口です。明日も行きます。


さて!

「素人が2週間で舞台に挑む!」という企画の第2弾を先週の日曜日にやったわけですが、


これに対し、いろんな方が賛否両論あげてくれているようです!!

本当にありがとうございます!!!!

僕たちの目的は、「上手い演劇をすること」でも「役者として有名になること」でもなくて、
「演劇の民主化に一石を投じる」ことだったので、こうして議論が巻き起こっているのはハイパーウェルカムです😊😊

むしろ、「2週間でやりきってすごい!」というお褒めの言葉ばかりで(めちゃめちゃ嬉しい!)、ネガティブな意見が全然出てこなかったので、ヒヤヒヤしていました。

今回、意見をくださった方々は救世主です!ありがとうございます!!!


僕の方はといえば、
引き続き「自分の体験」から「議論のタネ」を提供できるように死ぬ気でがんばる所存でございます。
よろしくお願い致します😁😁


ってなわけで、
今日は、アメリカでの「自分の体験」から感じていたモヤモヤを自分の中で整理しながら、みなさんとシェアしてみたいと思います!


🍌「挑戦者」と「それを取り巻く社会」🍌

今年の6月まで僕は、アメリカ・ロサンゼルスで一年間留学をしていました。

20歳で初めて日本を飛び出したんですが、20年間生きてきた日本とは全く違う文化、秩序で世界が回っていて、毎日が新しい発見の連続でした。

1年もいれば、それはもうたくさんの発見があったわけですが、そんな中でも今日は、「日本人として1番危機感を感じたこと」について話します。


この「危機感」を初めに感じたのは「ダンス」をやってるときのこと。

ダンスをやっているとよく「サイファー」と呼ばれるものが行われます。

画像1

こんな感じで、円になって一人ずつ真ん中で踊るやつ!!(音楽がランダムに流れて、真ん中の人はフリーで踊ります!)


この「サイファー」を通して、日本とアメリカの文化の違いを痛感したんです。

1番違うのは、「周りにいる見てる人たち(踊ってない側)」で、、

日本だと大概、「コイツどんなダンスするんだろ。」というように腕を組んで値踏みするように「踊っている人」を見ることが多いです。

なので、下手な人(ダンス経験が浅い人)が踊るときは円が盛り上がらず、そのダンサーは「上手く踊れなかった😭」(経験が浅いから当たり前)と思って、次から円に入っていきづらくなります。

これに対し、アメリカでは、

「周りで見ている人」が優しいんです。というかダンスというものを純粋に楽しんでいるんです。

例えば、これは何度も目の当たりにした光景なんですが、

ダンス初心者の人が、円の真ん中にはいってきて(まずこれが成り立つのがすごい!)、踊り出すんですね。
もちろん、初めてだから全然踊れないんです。音楽にも合ってないし、動きもバラバラなんです。

でも、たまにまぐれで音楽にのれたり、面白い動きが出てきたりすることがあります。
そのときにめちゃめちゃ周りのダンサーが盛り上がるんです!!!!

そうすると、その初心者のダンサーは気持ちよくなってもっともっと動きが大きくなり、なんなら、踊り終わって円に戻る頃には、

「おれ、ダンス本気で始めるわ!!!(笑)」

なんて宣言しています(笑)

この人は、必ず次回も円の中に入っていきます。そして、場数を踏んでいく彼は、必ずダンスが上手くなっていきます😁😁


この「真ん中で踊る人」「周りで見てる人達」

というサイファーの構造は、

「挑戦者」「それを取り巻く社会」

という構造に似ている!とそのときにハッと気づいたんですが、

これがそのまま拡大されて、日本でもアメリカでも社会の色として出ています。

日本では、挑戦者(円の中で踊る人)が新しいことを始めたり変わった動きをすると、叩かれます。
社会(周りの円にいる人たち)が叩きます。

「お前その程度のレベルで何言ってんの??」
「こっちは何年もやってんだよ」

とでも言うように。

だから、「挑戦者(円の中で踊っている人)」がもう次から、怖くなって円の中(社会の中)に入っていけなくなります。


これの逆がアメリカで起こっていることを毎日のように目の当たりにして、すごく落ち込みました。

日本人として悔しい。

じつは「このままアメリカでダンスを続けよう」と思ったこともあったんですが(だってその方が楽しいし、上手くなるもん!!)、なんかそれは逃げな気がして、しっくりこなかったんです。

「日本人として」なんて日本に住んでいる間には一ミリも感じたことはなかったですが、この時初めて「日本人として悔しい!!」と感じて、自分に「日本人のプライドがあること」を知ったんです。

「そうなったら変えるしかない!!」


はい!!


「日本を変えます!!!」


またバカなことを言っていますが、本気です(笑)

これをするために手段として1番いいと思ったのが「エンタメ」であり、この文化の違い、悔しさを味あわせてくれた「エンタメ」を通して変えたいと思ったんです!!

ってなわけで、日本に帰ってきてあれこれ模索していたんですが、、

そんなときに拾ってくれたのが西野さん率いる「株式会社NISHINO」でした。

アメリカから帰ってきて本当にすぐに面接があったので、1次でも最終でもこの話をした気がします(しないで、ニコニコしてただけだったような気もします😊)


「2週間で舞台をやる」という企画をしたのも、日本に帰ってきて改めてこういった社会の構造を見たかったというのが自分の奥底にあったと思ってて、

だからこそ、今周りの反響を見ていて「本当に面白い、ありがとう!」と思えるんです。


なにより今回の一件を受けて、さらに自分の行動を加速させなければいけないと感じました!
じゃないと、日本が変わる前に死んでしまう!!

早く次の挑戦に移ります!!
よろしくお願いします🔥🔥🔥


(ちなみに、一昨日の西野さんのブログには鳥肌が立つくらい共感しました!!!!!)



今日の話は、自分の行動の原動力になっているので、まだ完全に言語化しきれてないですがシェアしてみます!!
みなさんの意見も聞いてみたいな〜〜😊🍌

今日も読んで頂きありがとうございました!!



p.s.

アメリカでお友達になった、世界的なダンサーさんがいるんですが、その方がこの1週間、日本にダンスを教えに来ているらしく、

「会おうよ!!!」

と連絡をくれたので、これからご飯に行ってきます!!

彼は親日で、日本にもよく来るので、この「文化の違い」について色々話せたら面白いなと思ってます😁😁

行ってきまーす!!!











いつもありがとうございます!! これからも、自分の目で見て、肌で感じたことを等身大の自分で発信していきます。