読んだら忘れない読書術 感想⓶

 読んだら忘れない読書術、これは「読書」以外の資料把握等の情報収集でも役立つと感じる。
 私は現在、転職活動の真っ最中だが、それをひしひしと実感をしている。その理由は、面接対策として志望会社の関連資料を読み、情報収集を行うことが多いのだが読み終わった後、内容が頭にはいっていない、、という読書と同じ現象があったからだ。

しかし、本書で紹介をしている以下の3つを行うことで、以前より上手く情報収集ができるようになった。

⓵まず、「全体(目次)」を把握する。
⓶読む「目的」を決める
⓷文字を単なる「情報」としてとらえるのではなく、知識として体系化する。
※体系化するとは、それぞれの情報の関連性を把握し、一つの大きな塊としてとらえること。

これら3つを意識することでかなり違った。以前の私は目的意識を持たず、漠然と会社資料を読んでいたため、情報の整理が行えなかったように思える。しかし、全体を把握し、知りたい情報だけにフォーカスしつつ読み進めると、「特定の情報フィルター」がかかり、うまく情報収集ができるようになった。そして、知りたい情報のみ収集をするという目的を達成できたら、また新たな目的(知りたい情報)を設定し「情報フィルター」を切り替え、読み進める。
このように知りたい情報を「深堀&広げる」していくことで、結果として、それぞれの情報への関連性もつかめるようになり、情報が体系化し知識としてとらえることができるようになった。

読書だけでなく、資料把握等の情報収集などにも役立つことが本書には書いてある。是非、興味がある方は、読んでみて下さい。

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