見出し画像

樋口婚(切腹婚)のすすめ#6樋口婚のやり方と周囲からの3つの反応

この物語は、バナナがポッドキャストを通じて愛を知り、幸せに気がつくノンフィクションストーリーです。


今回は、バナナ流の樋口婚のやり方と、周囲からの反応をまとめてみました。

詳しい樋口婚のやり方は、愛の楽曲工房#11で樋口さんが説明してるので是非聞いてみてね (*^_^*)


【樋口さんの真似をしたところ】

① 期限を決め、守れなかったら切腹すること

樋口さんが、締切がないと動けないと言っていた。私もそう、昔から出来たらするで出来た試しがない。

期限は自分がしっくりくる日程で、なおかつ切腹回避するのに現実的な日程にした。(バタバタしそうな日は避けて!)
あと友引!

そして個人的には1年以内がベストだと思う。

2年後も「本気で切腹するぞー!」って自分に言い続けられる自信がなかったの。


② 周囲へ伝えること

これはとても大事だと思った。
自分への約束を強めることと、もしかしたらそこから出会いがあるかも!と思った。

私ならもし誰か紹介してって言われたら、どうせなら本気で探してるあいつに紹介しようって思うし。


③ メンタル面

この樋口婚のキモであり、私が活動中の支えになった3つのメンタル面を紹介します。


1)切腹への本気度100%

シンプルに、間に合わなかったら本当に切腹するつもりだった。そして絶対切腹したくないから絶対結婚しなきゃと思った。もし難しそうだったら期限伸ばそう~とかも一切思わなかった。

なぜ本気で思えたのか?

本当に自分に嫌気がさして、自分を変えたかったのと、3つめのメンタル面の理由に結びついている。


2)自分の市場価値と向き合え

結婚できないのは、自分が思う自分の価値と、人から見られている自分の価値に差があるからだ。自分みたいなもんと結婚していただけるなら誰でもいいとまずは間口を広げる必要がある。

と樋口さんは言っていた。

これ聞いたとき、めちゃくちゃ耳が痛かった。
おえって、なった。


なぜなら私は、どちゃくそ面食いだから\( ˆoˆ )/


当時35歳。とくに収入も高くない。美人でもないしスタイルもよくない。こんな私を選んでくれるだけでそもそもありがたいんだ、落とし込んだ。あ、なんか涙がでてきた。

当たり前のことだけど、婚活相手を見た目で判断するのは絶対やめようと思った。


3)神への脅し~引き寄せの法則

これをご覧の皆様、引き寄せの法則ってご存じですか?(宗教勧誘ではありません)

実は運命の相手は決まっていて、あとは出会うタイミングだけだ、と樋口さんが言ってた。
そしてそのタイミングを引き寄せるために、自分の命に期限をつけることで、「この日までに出会わせないと死ぬぞ!ええんか!?」と神様に脅しをかけるんだって。

これを聞いたバナナは


「これはすごい!!画期的!!」


って、なった。

切腹を決意する意味がここにあるんだと思ったから、本気で切腹する気になれたんだと思う。

(ちなみにこの考えをすっと受け入れたのは私がアホほど素直だった…というわけではなく、昔神様を騙して上手くいった経験があったのも関係してるかも。これは別の話なのでいつか自分のポッドキャストで話そうと思います。)


【バナナ流のところ】

① 周囲への伝え方

樋口さんは自分のラジオ番組やSNSで周知していたけど、私にはその方法は敷居が高かったから、友達や仕事仲間に会う都度伝えていった。


② 結婚相手の探し方(婚活パーティー・アプリ・紹介

樋口さんはSNSで結婚相手を募集していたけど、これまた私にはその方法は敷居が高かったから、婚活パーティーに参加したり、コンパに参加したり、出会い系アプリを複数登録して連絡したりしていた。
一番てっとり早い婚活パーティーに参加することが割合としては多かった。


③ 相手には開示しない

これは樋口さんと奥さんとの入籍日の決め方のやりとりを聞いて決めた。(樋口さんは結局奥さんの希望の入籍日になった)


たしかに100%自分の都合に合わせてもらうのはフェアじゃないよなと思い、相手ができても伝えないことにした。

もちろん自分が「こうしたい」というのは伝えるつもりだけど、いきなり彼女から「クリスマスに入籍しなきゃ切腹する」って、言われたら普通に怖いし、大丈夫かなこの子って思う。

あくまで、自分との約束だからね。


④ 事前締め切り日の設定

前回でも書いたけど、入籍日の100日前に印をつけて、事前締め切り日を決めた。

この日までに結婚相手になるような人と出会ってない場合は、結婚相談所に登録して、私とすぐに結婚してくれる人と、誰でもいいから結婚しようと決めた。

仕事でも趣味でもそうだけど、私は自分の事を信用しきっていなくて、最終締め切りから逆算して、仮締め切りを作るようにしている。

とくに3ヶ月以上集中して何かをやることなんか、かなり難しいと思っている。


これは意思が弱い…とかだけじゃなくて、人間の行動心理として、ずっと頑張る、集中するって、負荷がかかりすぎると思うの。社会人だから、婚活だけをするわけにもいかないから。

だから、約3ヶ月でもある100日間あれば、無我夢中に結婚という目的達成のみに集中してなんとかなるんじゃないかなと思った。


【周囲からの反応】

この樋口婚を周囲に伝えた際の周りの反応をまとめてみました。
記録を残していたわけではないので、私の記憶と感覚で書いてます。ご了承下さい。
(反応ごとに記録しておけば良かった…)

① 心配型6割

「バナナ大丈夫?」

「焦って結婚相手見つけても良いことないよ」

「そんな急がなくても、いつかいい人みつかるよ」

「結婚なんてもういいやって思った時に相手が見つかるもんだよ」

もうね、ほとんどこれ。

なんなら仲がよければ良いほど心配されます。

とくに最後のは言われすぎて「あれ?学校でそう習ったっけ?」ってなった。

みんな優しいなって思う反面、私が1年以内に結婚できるって信じてもらえないんだなあって寂しくなった。
けど、当時の私(鬱手前)の状況を思えば、心配されるような自分だったのだな、と思う。

人は鏡。

② 冗談型2割

「爆笑」

「失笑」

「うける」

とにかく本気にとってくれません。
完全にネタと思われています。

正直、お気持ち分からいでもありません。

でも、本気なのに、なんで!ってもがいてました。

③ 応援型2割

「それくらい結婚したいんだね、応援してる!」

「クリスマスがめっちゃ楽しみだね」

「誰かいい人いたらすぐにいうね」

「バナナちゃんならできそう」

これね、めちゃくちゃうれしかったの。

人によっては「無責任な事言って・・」・って思う人もいるかもしれないけど、無責任でもなんでもよくて、私が言ったことを「そうなるかも」と思ってくれたり、無条件に私の考えを受け止めてくれるだけでも、励みになる。


でも総じて、本気で切腹するということは信じてもらえなかった。

本気なのに、なんで信じてくれないんだろうって思ったけど、まあそりゃそうかと思う自分もいる。



私だけが、私は本気だと分かってればいいんだ。



そして途中からあまりに心配されるから切腹のことは言わなくなった記憶がある。

関係性が弱い人には本気で頭おかしい人と思われるので、正直相手は選んだ方がいいなと思う。


6割の良識のある大人たちから心配されたことで、若干不安になった私は、婚活パーティー前にこう自分に言い聞かせた。

「大丈夫、私にはコテンラジオのリスナーというトークネタの武器がある。」


しかし、この考えが、後に婚活の足を引っ張ることになろうとは、この時の私は分かっていなかった。

(続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?