私という存在が居なくなってしまうという恐怖

先日救急搬送され2日間の入院をしました。

動悸、冷や汗、手足の冷え、吐気、腹痛の症状があり、夫に救急安心センターに電話してもらいました。そちらで症状を聞いてもらい、救急出動してもらったのです。

入院して検査をしてもらったのですが、心臓に異常はなく自律神経の乱れでしょう、ということでした。

ここ1-2ヵ月とてもストレスの高い状態であったことを自覚しています。不安な気持ちを少しずつ誤魔化して生活していたツケが、今回の入院に繋がったのだと思います。

20代の時も自律神経失調症で通院していたことがあります。今回と同じような症状も数年に一度起こっていました。その度に「このままでは死んでしまうのではないか」という恐怖があります。診断されたことはありませんが、いわゆるパニック障害だと思います。

子どもの頃から本を読むのが好きでした。父方の祖母の家には沢山の本がありました。その中に「家庭の医学」があったのですが、そんな辞書的な本も読んでいました。

家庭の医学を読んでいると、そこに書かれている症状が自分にも表れているようで「自分は重病なのではないか?」と不安になるのです。不安になるものの読むのをやめられませんでした。

大人になった今でも、気になる症状があればネットで詳細に調べてしまいます。で、少しでも当てはまれば不安になるという感じです。

ストレングスファインダーという自分の強みを測る指標があります。私の強みのトップ5は、学習欲、内省、収集心、着想、戦略性です。知りたいという好奇心が不安に打ち勝ってしまっていたのでしょう。自分でもなぜそんな行為がやめられないのか非常に不思議に感じています。自分で自分をいじめる行為なのに。

ちょっとした不安であれば、「大丈夫!大丈夫!」と自分に言い聞かせ、自分をハグすることで収まることも多いです。でも夜中にパニックのような症状が起こってしまう時は、心臓のドキドキや吐気、血の気の引く感じにとらわれてしまうので恐怖がどんどん大きくなります。自分がこの世から居なくなってしまうという恐怖があるのに、不安に向かっていくような行動をしてしまう。何か解決策はないものかと思っています。

入院が夜中で全く眠れなかったのですが、段々と明るくなってきた窓からさす光を見てとてもホッとしました。朝になったというだけで、絶対的な安心感があるなと思ったんです。

今までは飼っていたワンコが私の安心感であり癒しだったのだと思います。去年そのワンコが亡くなってから、日々のストレスを癒すことが圧倒的に少なくなってしまっていたのかも知れません。毎日少しづつ溜まっていたストレスをないがしろにして、自分に無理をさせていたんですね。

自分にとっての安心感を得られそうなもの、毎日少しづつストレスを癒すものを見つけていきたいと思います。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?