![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53304477/rectangle_large_type_2_8a9bb78e18dc8f831211d263cc82119c.jpeg?width=800)
Photo by
gemini6rabbit
諦めと受け入れることは、きっと似ている。
諦めは、ある意味、救いなのかもしれない。
諦めたらそこで終わってしまうのではなく、むしろ諦めることで始まるなにかもきっとある。
固執していた感情や考えを諦めることで手放して、仕方がないと受け入れて、その上で変えられることもあるんだろう。
***
諦めたというと、ネガティブなイメージはあるけれど。
どうにもならないことはたくさんあって、諦めなければいつか報われるなんて、優しくて残酷な嘘じゃないか。
遺伝や生まれ持った性質、生まれた環境、生きる時代。自分にはどうすることもできない、与えられたカードがあって、受け入れて使いこなすしかない。
理想はきれいだけれど、たとえばその理想を現実にするカードを自分が持たないのならば、その事実を受け入れて理想を諦める方が、救いになる。
自分を追い込んで、できない自分自身を否定することなく、その理想が自分に合っていなかっただけだと受け入れることは、一時は残酷でも、希望を残す。
***
理想の自分を手放して、自分自身を諦めて、足りない自分を受け入れて、肩の力を抜くことで見えることもきっとある。
変えられるのは自分だけ、なんて聞いたことはあるけれど、自分の中にも変えられない部分はあって、そこは変わらないと諦めるしかないんだから。
そうして諦めることが、そのままを受け入れることでもあって、自分は自分であると認めることでもあるんだと思う。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました( ˊᵕˋ* ) よかったら、また読みに来てください!