【ラパ・ヌイ国立公園】

英名:Rapa Nui National Park

登録年:1995年

所在地:チリ共和国

区分:文化遺産

登録基準:(ⅰ)(ⅲ)(ⅴ)

顕著な特徴:モアイ像が立ち並ぶ、絶海の孤島に生まれた謎の文明を伝えるパスクア島(日本ではイースター島とも呼ばれる)。チリの海岸から西に約3,700kmに位置し、島の119㎢全てが国立公園かつ世界遺産である。6世紀からモアイ像の製作が始まったとされる。原材料の凝灰岩はラノ・ララク火山の周辺で採られ、その石切場一帯には、今も放棄されたモアイ像が400体近く残されている。5mから最大のものでは20mのものまである。島内の人口増加に伴い部族間の争いが起こり、互いに相手のモアイ像を倒し合う「フリ・モアイ」が行われた。

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