【ホヤ・デ・セレンの古代遺跡】

英名:Joya de Cerén Archaeological Site

登録年:1993年

所在地:エルサルバドル共和国

区分:文化遺産

登録基準:(ⅲ)(ⅳ)

顕著な特徴:エルサルバドルの首都サン・サルバドルの北西に位置するこの遺跡は、6世紀末のロマ・カルデラ火山の噴火により、火山灰に埋もれたマヤの集落跡である。当時の農村生活をそのまま伝える遺跡として、「セレンの宝物」を意味する名前がつけられている。考古学的にも人類学的にも貴重な遺跡。日干しレンガで作られた住居跡や共同浴場跡、木製農耕具がほぼ完全な状態で発掘された。陶器や香具、染料といった日常品や、トウモロコシ、カカオ豆などの食糧品も発見されている。

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