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社会人留学のためのCVの書き方(プロフィール編)

こんにちは!オランダの大学院に社会人留学、その後現地で就職したChisakiです。

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さて、海外大学院への出願でまず作るものと言えばCV(英語の履歴書・職務経歴書)です。この記事では、CVの中でも我々が頭を悩ませる、冒頭の「プロフィール」の書き方を実例とともにまとめます。

↓プロフィールという言い方が一般的かと思いますが、'about me' や 'summary'とも呼ばれます。

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そもそもCVにおけるプロフィールとは何でしょうか?一言で言うなら「登場人物紹介」です。CVの一番上に配置されていることからわかるように、読み手にとって最初に目にする「あなたの情報」です。ですので、あなたという人物の良さがサクッと伝わる文章でなければいけません。

基本的なポイントとしては:

-長さは3〜4文程度

-「〇〇な・・・」という自分のタイトルを決める(私の場合はinternational なeducator)

-主語は省略、動詞は三人称にする

-これまでのキャリアでメインとなる業績を具体的に書く

-資格や専門スキルもあれば書く

-今後の目標も入れると良い

と、こんな感じでしょうか?簡単そうに言ってますがこれがけっこうハードル高いんですよね。日本の履歴書にはこんな欄はありませんので。そして何より「私は熱心で献身的な教師で、○○や・・・の素晴らしいスキルを持っています!」などと自分のことを自信満々にアピールするのってなかなか慣れないですよね。

それで、具体的にどういう感じで書けば良いのかということなんですが、いろいろリサーチをしている中でとても勇気付けられる一文をとあるサイトで見つけました。

"If you don't know how to write profile from scratch, then find an example and use it as a template."

"プロフィールをゼロから(from scratch)書く方法がわからなければ、例を見つけてそれをテンプレとして使っちゃえばいいのさ。"

なるほど〜!まぁ当たり前と言えば当たり前のことなんですが、、。

なんか日本の文化って「真似をする=悪」「楽をする=悪」みたいな風潮がありません?なので、初めてでなんだかよく分からなくても「とりあえず自分なりに一生懸命やってみる」が良しとされたり。ですが、ヨーロッパで生活していて感じるのは、「人が作ってくれたもの使い回せるならそれでよくね?」「ラクして効率よく作業終わらせた方が良くね?」というマインド。こっちの方が仕事していて断然ラクです。

というわけで、これまでに私のブログにお問い合わせいただいた方々のバックグラウンドを参考に、様々な職種の方が大学院に(社会人)留学をするという前提でCVのプロフィール文を作ってみました!ネット上に載っている例文をもとに、日本語話者にも使いやすい英語表現を取り入れてアレンジしました。ポイントになる表現は太字にしています。CVはもちろん、志望理由書(Personal statement)を書いたり英語で面接を受けたりする際にも使える表現ばかりだと思いますので、ご自身とは違う職種のプロフィール文にも目を通していただき、しっくりくるものがあればご自由にお使いください。ちなみに英語はネイティブにもチェックしてもらいました!

下記の職業のプロフィール例文を載せています:

Social Science undergraduate (学部生・社会科学)・Mechanical Engineer (機械エンジニア)・Marketing officer (マーケティング)・Product designer (プロダクトデザイナー)・Nurse (看護師)・Editor (編集者)・Administrative specialist (総務、事務)・Teacher (教員)・Sales representative (営業)

Social Science undergraduate

(社会科学専攻の学部生で、異文化間コミュニケーションについてもっと学ぶために留学したいという設定)

An enthusiastic and committed Social Science undergraduate who possesses a genuine interest and profound understanding of intercultural communication. Academically skilled in data analysis and project management. Keen to obtain a theoretical background about cultural diversity to grow as an international communication specialist.

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