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ネットは自分の欲しい情報しか手に入らない

私の子供の頃にはなかったインターネット。
とても便利だけれど、自分の子供を見ていると不安になることがある。
インターネットは、自分が求めている情報しか手に入らない。
自分が得ている情報もそうなのではないかと思う。

例えば、YouTubeやGoogleなど検索すると、自分が欲しい情報が手に入る。
そしてその後、アルゴリズムで自分の興味を持った内容に関連した記事や動画がたくさん出てくる。

便利だけど、それに関連した肯定的な情報しか表示されない。
自分が受け身の状態になっていると、ひたすら機械が選んでくれた情報のみ受け取ることになる。

ある日ニュースで陰謀論に翻弄される若者という番組を見た。
その後長男がワクチン打たない!と言い出してびっくり。
理由を聞いてみたら、スパイク蛋白が…
危険性が…
など、本人もよくわからないけれど、尤もらしいことを言ってくる。

後日私が貸していたタブレットを返してもらい、YouTubeの検索履歴を見てみたら反ワクチンの動画ばかり見ている。変な陰謀論のものばかり。

ワクチン 危険
と検索したら、ワクチンは危ない、ワクチンは効果がない、ワクチンには後遺症がある、、など

ワクチン 安全
と検索したら、ワクチンは安全、ワクチンの効果、、など

以前は情報が新聞だったので、新聞を読み比べれば何種類かの意見を聞くことができたけれど、今は自分調べたい情報に紐づいた肯定的なものしか出てこない。

長男の件で気がついた。
けれど、どうしたらいいものか、
情報は沢山あるけれど、どの情報が正しいのかわからない。
怖い、、

最近テレビを見なくなったのだけれど、今思うとテレビが意見を誘導しているような気もする。

どうしたらいいかわからないけれど、今のところ心がけていること。

  • 情報は能動的に検索する。

  • その後の関連のおすすめは見ない。

  • テレビはあまり見ない。

  • 情報は同じ人ばかりでなく、いろいろな人が発信しているものを見る。

  • 情報が体系的に理解できる本をなるべく読む。

情報リテラシーは、これから絶対必要なスキル。
でも学校で教えてくれない。
TikTokやInstagramのリールなど、どんどん情報が流れてくることに慣れている子供にも、そのようなスキルが必要。
どう教えていくべきか、、

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