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  • そういえばミャンマー

    2019年のミャンマー一人旅

  • なまものバリ通信2009

    愉快な生物学科のみんなと行ったバリ島珍道中

最近の記事

そういえばミャンマー⑤〜バガンを歩けば遺跡に当たる〜

日の出時刻に合わせてアラームが鳴る。 しかし、辛すぎて起きれなかった… サンライズバガンホテルという名の通りこの宿はバガンの日の出ビュースポットであるバガンタワーから比較的近い場所にある。 バガンタワーはバガンの中心地からは外れにあるが同じく外れにあるバンビの宿からは近い。 なお、この宿はバスターミナルと空港からも近く、安い。 それが選択理由。 でも、それでも起きれなかった。 本当はバスターミナルに早朝について荷物を置いてそのまま日の出を見て 1日観光してシャワーだけ借り

    • そういえばミャンマー④〜夜を駆ける〜

      定員15人ほどのマイクロバスは運転手と助手席の料金やら何やら管理するスタッフで運営されており 後部座席はたくさんの荷物で埋め尽くされ バンビ以外は地元の人らしき人で席が埋まっていた。 値段はもちろん安い。 道中ミャンマーらしい大量の藁や野菜を積んだ荷車と牛車を追い越して進む。 日が暮れる頃バスは山道に入りもはやどこを走っているのか真っ暗でわからない。 しかしバスは一切のスピードを緩めず闇の中を乗客を時折宙に浮かせながら進み続けた。 どれぐらい時間が経っただろうか。 突然視界

      • そういえばミャンマー③〜イサヤささやかな街歩き〜

        宿は朝ごはん付きでセルフでパンや麺やを食べた。 自家製のピーナツバターがオススメと昨日の女性が教えてくれた。 ここのシャンプーもどうやら自家製のようで宿のこだわりなのだろうか。 共用スペースには時折、猫が出たり入ったりしていて可愛い。 のちにいつも穏やかな宿のお姉さんがこの猫たちをすごい剣幕でほうきを振り回して追い払っているのを見たのでどうやらこの宿の猫ではなかったようだ。 噂ではタウンジーから夜行バスでバガンに向かうことができるらしい。 昨日通った街の中心部に行きバス会社

        • そういえばミャンマー②〜風の通り道、陽の通り道〜

          女性は昨日から泊まっているらしく、カックー遺跡へのチャータータクシーの乗り合いをしてくれる人を待っていたのだそうだ。 宿の人から「日本人が今日来るから、もしタイミングが合えばシェアしたらどうか」と言われていたらしい。 とはいえ何時に来るか不明なので今日の16時にタクシーは来る手筈になっていた。 バンビは急いで準備をし、ちょうど良い頃合いにタクシーは迎えに来た。 女性は明日、この地域を離れベトナムへ向かうこと、その前も他の東南アジア(忘れた)を移動してきたこと、宿は他に欧米の

        そういえばミャンマー⑤〜バガンを歩けば遺跡に当たる〜

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        • そういえばミャンマー
          5本
        • なまものバリ通信2009
          9本

        記事

          そういえばミャンマー①〜カックー遺跡に恋して〜

          パンガーは雨だった。 明日、プーケット経由でバンコクに戻りあさごんとゴンボは日本に戻る。 バンビはそこからさらに3日ほど遅れて帰国する便を選んでいたのであと数日をいかに過ごすかで悩んでいた。 タイは二度目で10年ほど前にすでに東部を回っていたし、今回は1週間ほど南部に滞在していたので 陸路でミャンマーに行くのもいいかもしれない。 なんといっても陸路の国境越えは面白い。 あんまりミャンマーに何があるのかは知らないけどどうやらバンコクからヤンゴンへの道中にはミャンマーに無知なバン

          そういえばミャンマー①〜カックー遺跡に恋して〜

          なまものバリ通信⑩〜旅人の心得〜

          バリから帰ってきて一週間がたちました(2009年当時)。 ようやく心のほうも日本に戻りつつあります。 研究報告とシュウカツで帰らざるを得ないともいえますが。 最初のころは誰かと話していないと、なにかほかの事に集中していないと すぐにこころが飛んで言ってしまいそうで、つなぎとめておくのに必死でした。 あの島で私が見たものは、感じたものは何だったのか? それをつかみ、消化するためになぜか帰ってからバリについて調べたり… 三日という短い期間に盛りだくさんだったか

          なまものバリ通信⑩〜旅人の心得〜

          なまものバリ通信⑨〜アルティニの再来〜

          21時半に帰りのバスが迎えに来る。 アルティニがやってくる。 再びアルティニのチェック攻撃が始まった。 パスポートとチケットの確認を再三行った後、忘れ物チェック。 Aさんは虫除けスプレーをロビーの端にわざと放置していた。おいて帰るために。 数名に忘れ物だよと言われては「わざとなのよ」と答えて。 しかし恐れていたことにアルティニがロビーのチェックを開始。 そしてスプレーを発見。 「ワスレモノガアリマス!!!」 もう、逃れられないよA。アルティニ攻撃はだれ

          なまものバリ通信⑨〜アルティニの再来〜

          なまものバリ通信⑧〜達成率0%〜

          とうとう最終日になってしまった。 三日目の深夜にバリをたたねばならない。 遣り残したことは 朝市に行く。 朝日を見に行く。 ウルワツ寺院で夕日をみる。 J.COドーナッツでタピオカ粉入りもちもちドーナッツを食べる。 あと、のんびりする。明らかに二律背反だが・・・ 朝日は曇ってて断念。朝市は集合時間を知らなくておいていかれた。ああ最大の目標が。 寺院は少し遠いしみんなの予定と会わず断念。 ということでドーナツ食ってまったり。に決定。不可抗力的に。

          なまものバリ通信⑧〜達成率0%〜

          なまものバリ通信⑦〜舞踏の神が舞い降りる〜

          バリには二種類のスパがあると思う。 地元の格安スパ(500円/60分) 観光向け高級スパ(4000円/60分) もちろん地元スパに行きたかったがサーフショップのにーちゃんが おすすめを教えてくれるというので連れて行ってもらった。 やたら日本の歌がうまいにーちゃん。 そして高級スパへ。まあ日本より安いからよいことにした。 仲介バイトだな、ありゃ。 オイルを使ったバリトラディショナルマッサージをした。 ほぐされると、未処理の部位がものすごくだるくなる。

          なまものバリ通信⑦〜舞踏の神が舞い降りる〜

          なまものバリ通信⑤〜波乗りバンビ〜

          ウブドから帰ってきて晩御飯を食べた。 たくさん食べて+1drinkそれでも500円ぐらい(2009年時点)。 物価が安いということは良いことです。 夜遊び!!!と思いきや、皆さんお疲れのようで・・・ たった6名でバリの夜長を楽しむことに。 私は有名なレゲエバーに行きたかったんだけど男性陣の希望でハードロックカフェへ。 残念なことにバリではめったにない入場料を取られた。ちぇ。 中ではライブがやっていた。 ライブの合間にDJタイムになり、皆でホールへ。 踊

          なまものバリ通信⑤〜波乗りバンビ〜

          なまものバリ通信④〜悪路バティックサイクリング〜

          のどかなライステラスのあぜ道をみんなで連なって走る・・・・ そんなイメージも裏腹に、バリの道路事情は悪かった(2009年時点)。 アスファルトで舗装された道・・・が途中で壊れていたり アップダウンの激しい道とちょっと不安な自転車のブレーキ 猛スピードで走ってくる車とバイク 荷台に20人ぐらい立ち乗りしている軽トラ もうただただ、走り抜けてはやく安全なところへ行きたい!!! でもときおり見えるライステラスはきれいだった。 ああ あの中に行きたい。 おそら

          なまものバリ通信④〜悪路バティックサイクリング〜

          なまものバリ通信③〜Ubud de TAKSI〜

          朝食は洋風、インドネシア風 混合型ビュッフェスタイルでした。 熟睡効果か目覚めは良好。 壁なしの半屋外の食堂に作られた即席キッチンでホテルの人が焼きたてオムレツを焼いてくれます。 これ、台風の日はどうなるんだろうか? ちなみにバリ島にはこの屋根つき壁なしの建造物が多かった。 今は丁度雨季で、たまに激しいスコールがあるのだけれど吹き込むことはあまりなかったかな。 この日の予定はバスに乗って北中部の田舎町ウブドでサイクリング。 ウブドはライステラス(棚田)に囲ま

          なまものバリ通信③〜Ubud de TAKSI〜

          なまものバリ通信②〜アルティニ攻撃〜

          順調なフライト。 機内から見る手が届きそうなほど近いまんてんの星。 楽しい映画。 7時間後の23:30に我等なまもの17名はデンパサール国際空港へおりたったのである。 短期旅行にもバリでは10ドルでビザを買わねばならない(2009年時点)。 どんなに厳重な国かと思えば、あっさり通過の入国審査。 職員がハードロック聞きながらやってるし。 バリ到着の第一関門、なぜかゲート内に進入しているポーター(荷物持ち)。うっかり奴らに荷物を奪われると法外な値段を要求さ

          なまものバリ通信②〜アルティニ攻撃〜

          なまものバリ通信①〜関空事変〜

          (本日記は2009年2月のもの書き起こしです。) ******************** 卒業旅行と称して生物学科17名で神々の棲む島バリへ行ってきた。 初海外旅行二名を含み、かつ大所帯、かつ協調性のない「なまもの」の旅は私にとって不安と緊張に満ちて始まった。今回リーダーであったジョーと私の目標はずばり 「全員無事に帰国すること」 である。 関空の集合時間、なんと優秀なことに全員五分前には集合済み!!すばらしい! リーダーのジョーが電車を間違えて(正確にはも

          なまものバリ通信①〜関空事変〜