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1泊2日…滝尻王子~熊野本宮大社④(中辺路)

比曽原王子から少し行けば、桜継王子に到着します。
計画では1番手前での野宿候補地。
まだまだ時間も早いし、どうするか?

計画時にネットで何度も見た場所に到着。(グーグルアースで見れます)
かやぶき屋根は、とがの木茶屋。観光案内所になっている。(Facebook
ここに荷物を預かってもらい、周囲をウロウロする。

桜継王子(Wikipedia)ここでも中辺路スタンプを押します。

野中の一方杉。

秀衡桜
奥州の藤原秀衡夫妻が熊野参りをした際、滝尻の岩屋で出産し、 その子を残してここ野中まで来て、杖にしていた桜の木を地につきさし、子の無事を願ったとされ、その木が成長したのが秀衡桜だといわれている。明治の中ごろまでは継桜王子の社前にあり、古くから名木として知られていた。天仁二年(1109)の藤原宗忠の日記(中右記)に、道の左辺にあるツギザクラの樹は、本はヒノキで誠に希なものだと記されていて、その桜が秀衡伝説に結びついたものとみられる。

現地説明板より

名水、野中の清水(日本名水百選)
ここで水を補給。今夜の野宿も考えて、携帯タンクにも補給。
雲行きが怪しいですが、雨降る前に第2の野宿候補地へ。
さすがにこの時間この辺りにテントで野宿だと、まだまだ観光客もいるし、色々と面倒な事があっても嫌なので。
計画の時にネットで見て、新高尾トンネル横の東屋が良さそうだったので、第2のテント野宿地に決めていました。
目指す途中、中川王子手前で激しく雷雨。
雨具をリュックから出していると…
少し手前で通りがかりに会話した地元の方が、車で追っかけて来てくれて…
「ちょい先に東屋とトンネルあるから乗っていき」
と、ありがたい声かけをいただき甘える事に。(本当に助かりました。ありがとうございました。)

途中、中川王子跡(Wikipedia)も撮影するのに停まってくださった。

1時間ほどで、雨やむからとの事だったので、新高尾トンネル前の東屋で休憩。
雷がひどくなったらトンネル避難も考えながら…このまま雨があがらなければ、ここで野宿かと考えていていると…

本当に1時間程度で雨があがりました。
太陽が出て晴れて来ました。
時間もまだ早いので、小広王子先の公衆トイレ近く、熊瀬川王子手前の東屋を目指す。
計画だと頑張って進めたらの最終目標の野宿候補地です。

小広王子跡(Wikipedia)

小広王子から少し下ると国道へ出れます。
滝尻王子~小広王子まで歩いて国道311号へ出て、バスで紀伊田辺の宿泊所や日帰りする方も居られるみたいです。滝尻王子~桜継王子(野中)辺りで終わる方が多いみたいです。手前の近露王子辺りだと、次の日が大変です。

熊瀬川王子方面、山の中へ進んで行きます。

本日の最終目標としていた野宿候補地に無事到着。
まだ明るいですが、1時間もしたら日も暮れるし、これ以上…薄暗い森の中を進みたくないので本日は終わります。
 
⑤へ…つづく
(2016年8月)
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