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1泊2日…滝尻王子~熊野本宮大社①(中辺路)

2016年真夏に馬鹿な計画を実行する。
1泊2日の野宿(テント泊)での歩き旅。
コチラ】の地図を参考に歩きます。

夜中に車で大阪を出発。
計画通り、午前7時に滝尻王子から歩き出すことができた。
滝尻王子(Wikipedia)

滝尻王子を抜け、山に入っていきなりの急な登りに面食らう。
今回は1泊2日で行程のほとんどが山歩きなので、テントと寝袋を持ち途中での補給もできるかわからないため、適量の食料と水も持って歩きます。
荷物の重さは肩や足腰に負担となり、歩くペースも遅くなります。

乳岩

むかし奥州の豪族藤原秀衡が夫人同伴で熊野参りに来た時、ここで夫人が急に産気づき、この岩屋で出産したという伝説がある。夫妻は赤子をここに残して熊野に向かったが、その子は、岩からしたたり落ちる乳を飲み、狼に守られて無事だったので、奥州へ連れ帰 ったと伝えられている。その子が成長して、秀衡の三男の和泉三郎忠衡になったという話まである。

現地説明板より

不寝王子(Wikipedia)息が切れる😅
今回は【熊野古道中辺路押印帳】があるので忘れず押して行きます。

滝尻王子から中辺路1中辺路2と、500メートル毎に杭が打ってあります。
って事は…まだ1kmか…😥

剣ノ山371メートル。

 剣ノ山経塚跡
ここ剣ノ山の上は、古くは神聖な場所とされていた。ここから熊野本宮へかけて九品の門が建ち、ここには最初の下品下生の門があったといわれる。この経塚跡は、経典を経筒に入れ、それを壺に納めて、地中に埋めた所である。明治末期に盗掘され、ここから出た常滑製の壺だけが、いま古道館に展示されている。滝尻王子の社前にある笠塔婆という石塔も、もとはここにあったようで、経塚の上に立っていたと推測される。

現地説明板より

飯盛山341.1メートル。
「いいもり」じゃなくて、「めしもり」なんですね。

雰囲気のある石畳の道を下って行きます。
この時点では、古道らしい良い雰囲気の道だと喜んでいましたが、疲れが溜まり出すと…😅
下りきるとアスファルト道に出ます。横断して、そこからまたNHK鉄塔まで、山道の登りが続く。

くまの古道 針地蔵尊
NHK鉄塔

鉄塔から少し歩いて、高原熊野神社(Wikipedia)
ありゃー…修繕中…😢
ここでも中辺路スタンプを忘れずに押す。

すぐ高原霧の里。
休憩所と自販機があるが、ここでは補給せず。
景色を堪能して心を癒す。
 
②へ…つづく
(2016年8月)

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