見出し画像

スケッチ戦争に関する考察

明日と明後日にかけて、スケッチ戦争が行われる。

唐突で何を言っているかわからない人のために説明すると、

大学の課題で「モチーフを決めてそれをカラーペンCOPICで質感をリアルに表現し、スケッチする」というものが行われるのだ。

そこで、私はモチーフとして以下のものを選出した。

画像1

画像2

77702888-インドネシア-レイヤー-ケーキのスライス

画像4

この、モノクロ2種とカラー2種を描くというレギュレーションに則り、これから2日間で仕上げていく。

それにあたり、学校から貸し出しされるCOPICの色を決めていく作業があるのだが、これがなかなか決まらない。

画像5

このように、数多ある色から的確に色を選出する必要があるのだが、実際に塗ってみると難しい。

欲しい色と微妙に違ったり、濃すぎたりするのだ。また、くっきりベタ塗りすれば良いというわけではないのも事実でそこにはあらゆる「うまく質感を表現する技術」が要求されている。

私はもともと漫画描きで、イラスト調に塗ることが多かったため、手癖で塗るとどうしてもスケッチらしさを出せない。

その癖をスケッチでうまく矯正するか、味としての調整を試みるか、という難しい問題があるのだが、今回は矯正している暇がない気もするので、調整の方で方針を固める。

画像6

同じカラーマーカーの色混ぜでも、塗る順番や乾く前に塗るか乾いてから塗るかで仕上がりに大きく差が出るのだ。

私は他の人が柿や梨、オレンジやリンゴを描いている中マンゴスチンを選択したので、前例から描きかたを学ぶことが難しいのも困難を極める一因となっている。

そして一番大きな問題なのは、「家で作業ができないこと」だ。画材は大学にあり、借りることはできないので、大学で作業するしか方法はない。

シルバー系のモチーフは一応作業できるが、カラーは無理だ。

画材を個人的に買ってもいいが、値段のことを考えると無駄に近いものになっているので、気が引ける。

画像7

なんとかマンゴスチンの色味を決めることはできたが、まだまだ課題は残っている。果たして、期限内にクオリティを上げて提出することはできるのか。

明日は日中、オンラインの授業中にシルバー系の作品の練習をする予定なので無駄な時間を作らないようにできる限り全力で向かっていきたい。

そして、木曜日はモンスター白を使ってブーストし、金曜日の日中もカラー作画を殺す気でやっていくことにする。

授業の時間も無駄にせず、あまり時間も有効活用、スケッチ戦争はどんなに過酷になるかわからない。勝利を目指し、ストイックに突き進め。輝く将来のために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?