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「Dサスコの供養」2021年11月10日の日記

徹夜したので脳が動いていない俺の日記。コピペを貼って寝ます。

ちなみに、こちらはなぜか成績がDだった科目のレポート課題のコピペです。なぜDになってしまったのか、まったくもってわかりません。読んでくださる方いましたら、なぜ成績が悪くついてしまったのか考えてくださると助かります。

(1)アメリカのまちづくりの特徴はNPO団体が多数関わって行政と協働していることです。この場合、NPOはどのような役割を担っているのか説明しなさい。(150字以上)


NPOがまちづくりを担う活動として、NPOに対して理解があり、活動の多いポートランドにおける代表的な3つの例を取り上げる。
一つ目が「シティリペア」。身近な生活環境をクリエイティブに変えたいと思っている住民を様々な面から支援する活動を行っている。住宅地の道路の交差点を地区の公共広場に変えたことで、住民が地域の一員としてコミュニティに積極的に参加することができるようになった。この結果、住民の手によって街が修繕されていった。
二つ目が「自転車交通同盟」。ポートランド市が自転車を積極的に利用する街であるという点から発端し、自転車に対する安全への意識とさらなる普及に向けて活動しているのが自転車交通同盟である。「道路とは、交通するための通路ではなく万人のための公共空間である」と定義づけるかの如く、歩行者、自転車、自動車など、誰にでも優しい「健康な道路」を目指して活動している。
三つ目が「オレゴン流域評議会」。オレゴン州の川の流域で「水系を守る」ために住民にライフスタイルの変革を呼びかけている。この活動が単なる民間の自然保護団体に留まらず、公的な位置づけて活動できているのはNPOの支援による影響も大きい。河川を守るため、河川の調査、侵入生物の除去作業、氾濫原の修復などに取り組んでいる。
以上のように、非営利組織による街の修復や環境の改善、交通インフラの安定化などの幅広い活動が街を支えている。


(2)アメリカでは現代社会のあり様を反省し、より人間や自然に配慮した「ニューアーバニズム」や「スマートグロース」といった新しいまちづくりの潮流が生まれました。その中で特に重要視された現代社会の問題とは何だったのか説明しなさい。(150字以上)


アメリカの抱える社会問題のうち、最も懸念、重要視されていたのが「エネルギー大量消費社会」という社会形態そのものである。その中でも、「クルマ社会」がもたらした都市の構造や、その過度な車への依存によって起こった郊外開発などは、アメリカに住む人々の「居住するコミュニティに対する帰属意識のなさ」に拍車をかけることとなってしまった。この中で、古き良きアメリカのコミュニティの良さや誇りの持てる都市の存在が消えかかっていた。
以上のように、「エネルギー大量消費社会と周辺で起きた弊害」がアメリカで重要視された問題である。

(3)グリーンビルディングの認証評価制度LEEDでは幅広い視点で建物の環境への影響が評価されます。その中には日本のエコ建築では重視されない大切な事も含まれています。それは何かを説明しなさい。(150字以上)


アメリカで使われているLEEDは、日本独自で使われている評価基準のCASBEEと評価の点において様々な違いがある。その中でも日本では重視されていない点が複数ある。
一つ目が建築のノウハウを積極的にグローバル展開するか否か。これは、LEEDが世界全体を見据えて建築における持続可能な開発、運用を目指しているのに対し、日本がサステイナブルという単語に対して「省エネ」程度の理解に留まっている例が多いことから起きている。
二つ目が、デザインの分かりやすさ。LEEDでは敷地の選択からエネルギー効率、室内環境にかけてデザインのプロセスを完結に発信しているのに対し、日本では難解な説明で止まっている。この背景には、LEEDが各種産業や金融など、あらゆるセクターと連携することを想定してデザインを行ったり、発信したりしていることと、日本が建築業でグリーンビルディングの発信を止めてしまっていることがある。
以上のように、日本はターゲットを多く見据えていないことからLEEDに至らない問題を抱え、重要な問題を重視せずにグリーンビルディングに取り組んでいる。

(4)雨水の処理を本来の自然循環に近づけることによって、どのような利点があるでしょうか。またそれを実現するための具体策を揚げなさい。(150字以上)


雨水を処理する場合、ダムや堤防などを使用してコンクリートなどで敷設するグレーインフラという方法があるが、グリーンインフラという自然環境に近づけて処理する方法のほうが環境に優しい。例えば、自然の持つ排水の能力や、保水の機能。森林の土壌や木々の根を利用し、雨水を浸透させ、土に堆積させていくことによって、洪水や渇水を防止したり、豊かになった土壌で腐葉土が作られ、微生物の活動が活発になったりと、環境に対するいいリターンが多い。すると、森林も豊かになっていくため、相乗効果で雨水処理も森林の豊かさも同時に保全できる。

(5)地方都市における中心市街地衰退の原因の一つに郊外大型店の進出が挙げられます。1990年代以降この傾向が急加速した背景には法改正の影響がありました。その法改正によって、それまでの何がどのように変わったのか説明しなさい。(150字以上)


大規模小売店舗法という法律をめぐって、出店に関するルールが幾度と改められた。アメリカは、日本の市場が閉鎖期であるために産業が伸び悩んでいると指摘し、そこに対してメスを入れるために日本に大規模店舗を輸出した。しかし、この影響により日本国内の小売店が衰退していった。法改正が起きると、消費者の利益、中小小売店の利益のバランスを考慮した大規模小売店の出店規制を行うようになり、小規模な小売店がある程度守られるようになった。しかし、この状態では経済の発展が難しいことや、大規模店と地域社会の連携における地域社会の活性化が期待され始めると、大規模小売店舗法は廃止される運びとなった。その結果、中心商店街は大規模店舗に対しなす術を失い、衰退の一途を辿った。
(6)地域経済を活性化させるために、「地域内乗数効果」というお金を循環させる考え方があります。どのような効果なのかを説明しなさい。(150字以上)

地域内で経済が完結している状態では、地域外で金銭が消費されることは少なくなる。地域内で経済活動を完結させ、消費を活性化させることによって起こる効果を地域内乗数効果と呼ぶ。具体的には、「地域から漏れ出るお金」を減らすことで地域内で消費されるお金が増えていくことを指す。10000円の収入のうち、80%を地元で消費する、受け取ったお金を80%消費する、この連鎖を5巡目まで繰り返すと5万円の経済効果が生まれていることになる、この経済効果を生み出す効果のことを指している。

(7)この講義の感想を書いてください。興味が湧いたこと、印象に残ったテーマなど。(加点します)

最近、SDGsの話がよく出てきます。特に、企業の取り組みやメディアでの紹介など様々ありますが、具体的に17つ把握している人が少ないことが問題であると考えます。もちろん、SDGsが浸透していることは大きな進歩と言えますが、その先の「誰もが問題を把握し、それに向かって解決の糸口を探っていける世界」というステップまでいくことが大事であると考えます。私は、以前「資料の中のSDGsの中で、存在しない目標が紛れ込んでいたら気づくのか」という記事を読んだのですが、気づかずに読んでいく人々を眺めているうちにSDGsの存在を知っているだけではあまり意味がないと感じてしまいました。地域社会の単位から問題に向き合う機会を作ったり、実際に取り組んだりすることはとても画期的であり、効果を実感しやすくてとてもいいと感じました。これから持続可能な開発目標に対して何か自分に大きな活動ができる機会が訪れたら、今より一つ先のステップに進めるように先導していこうと思っています。


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