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自動車バイクシート等のパターン起こし

近頃はDIYブームなどで様々な物をご自分で作っている方がいると思います。日曜大工に革細工などなど。当店でもバイクシート作りのワークショップを常時お受けしていまして、ここ数年で10数名の方に受けていただきました。完全に物つくり初めての方もいらっしゃいましたが既に職人系の仕事をされていて、仕事の幅を広げるべく受講していただいた方もいらっしゃいました。中には何度か自分でシートを作ってみたが上手くいかないという方もいて、その理由の最たるものが 『パターンが上手く取れない』というモノでした。

自動車バイクなどのシートは多くが曲面で構成されているので、どうしても布やビニールレザーなどの平面の材料を使って形を起こすには難しい部分が出てきます。またウレタンという柔らかい素材を 外から押さえつける 事で形を成している部分もあるので、服飾やカバンなどとは違った独特の感覚が求められるパターン出しが必要です。今回ご紹介するのは当店のワークショップでも教えていないやり方で、この方法が一番狂いが少ないパターンの起こし方だと思います。特別な物は使わず手芸屋ホームセンターなどで手に入る物を使って行います。今回は写真と文章でなるべくわかりやすく解説をつくりましたので、パターン起こしが上手くいかない方は是非試してみてください。

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