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学術的記事を書くことの難しさ

  英語などの勉強を本格的に初めてから大体15ヶ月が経ちました。英語で文章を書く頻度が増え、多少かけるようになってきました。その一方で学術的で面白さと上品さと読みやすさを兼ね備えた文章をどうやって日本語で書くのか本格的に学んだ事がない事に気がつきました。(気がつくのが遅すぎる)

 Twitterだと僕は「何事も暴力で解決するのが一番だ」「ブタに人権はない」「目には死を、歯にも死を」「Twitterはキャバクラ」「クソリプに生きる」的な事しか書いていないので何の訓練にもなっておりません。時間を無駄にしているだけでした。ホント酷いよね。辞めるつもりないけど。

さて、80-100単語で書くacademic writingはこんな感じになります。

 The need to lower global Co2 levels is an issue I am concerned with. This can be achieved with the use of renewable energy such as solar and wind power. While these renewable energy technology come with many benefits, there are security risks. For developing countries, one risk is the dependence on foreign governments, international agencies, and corporations for the technology and skilled labour to install and maintain a renewable energy infrastructure. For many countries this potential loss of independence and risk of debt traps is unacceptable as a payoff for clean energy.

(意訳)世界規模でCo2の総排出量を下げる事が重要な取り組みであると考えている。太陽光発電や、風力発電のような再生可能エネルギーを使用する事で達成できるかもしれない。これらの再生可能エネルギー技術は多くの利点を持つ一方で、安全保障リスクを抱えている。発電所の建設や保守運用するために必要なテクノロジーや技術者を外国政府や多国籍組織、企業に依存せざるを得ないのは発展途上国が抱える(安全保障)リスクの一例である。多くの国にとって、自立・独立の阻害、そして債務の罠に陥る可能性がある。クリーンエネルギーと引き換えにこれらのリスクを受け入れてはいけない。

 上記のものは1ヶ月くらい前に書いたものですが、一発で書けた訳ではなく、ドラフト版を20分位で書き、教授に提出し2回の修正を経て出来た最終版です。イギリス等の一般的な大学生はこのレベルの文章であれば15分以内で書くのでそれを目標にしています。

 さて、このacademic writingの「このレベル」と書きましたがきちんとしたルールがあります。

Introductory sentence(導入部)
Topic sentence(主題)
Main points(要点)
Concluding sentence(結論)

そして主題と要点の部分では可能な限り根拠やそれに対する反証を入れるように指導をされます。反証を入れるのが議論好きな西洋人的発想ですね。Pros & Consとも言います。

教授曰く80-120語、200−400語、1000、10000…と様々な規模がありますが200−400語のライティングを書かせると実力の差が出るとのことです。先程のライティングでは、解決策(solution)を書くことができず、導入部と結論がチグハグになってしまいました。

このように英語で何かを書く時のルールはある程度身につけつつありますが、日本語で書く際のルールを本格的に学んだ事が無いのでこの記事を書くのに1時間位かけてしまいました。今後のためにも一度本格的に履修しておくべきだと思っています。


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