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なんでHSP/感覚過敏の人とそうじゃない人がいるの?

HSPは5人に1人くらいいるとアーロン博士は言います。日本人の気質から世界でもその割合が高いと言われています。
日本をとても気にいる外国人も繊細な感性や感覚を持つ人が多い印象です。繊細さに気づく感性がきめ細やかな世界に感動して住み着いてしまうのです。

5人に1人なら血液型くらいに認知されてたら「あぁ、そうなの。」「やっぱりね🙂」なんて周りの人に理解してもらいやすくなるのでは。
米国心理学者アーロン博士(Elaine N. Aron 1944-)は4つの特徴を挙げていてこの条件全て満たす人のみがHSPで1つでも当てはまらない人は内向的性質の可能性が高いとしています。

①【depth of processing/処理の深さ】考え方が瞬時に多岐にわたり、あらゆる可能性の考えが思いつくため、複雑化。時に混乱も。

②【overstimulaton/過度の刺激】全ての感覚(五感:視覚•聴覚•触覚•味覚•臭覚+第六感も鋭い人が多い)が鋭いため刺激に過敏に反応

③【empathy & emotional responsiveness/感情移入と情にもろく感激しやすい】人との境界線が曖昧/薄いので他人の気持ちに影響を受ける

④【sensitivity to subtleties/重箱の隅をつつくような感受性、感度の高さ】感覚過敏=気にかかる事が多い=疲れやすい

HSPだから気をつけて欲しいという他者への免罪符の様に使うのではなく、まず、自分の理解を深めることで、先に他者への接し方の防御策が取れて他者と程よい距離感で付き合える[自分の術]を手に入れる事ができます。

何でこんなタイプ(敏感)と、そうじゃない中間タイプ、大らか(言葉を変えると鈍感)タイプがいるのかというのは動物界で例えるととてもイメージしやすいです。
夜行性の小動物をイメージします。暗闇の少しの光の中でも、微かな音、他の動物の残した僅かな匂い、気配、そういった些細な情報から身を守ったり、狩りをしたり生活する動物。
これは私の仮設なのですが、HSPの人で夜が過ごしやすい、夜が好き、夜活度的になる人は多いように感じています。社会的生活や育った環境で修正や習慣化している人も実は夜派は沢山いるのではないかと。
美術系大学の出身者は多くの人が感覚過敏なので夜派が目立っていました。
自分が夜派なので必然的にそういった人々との接触が多かったといった理由もありますが。
感覚過敏なので昼間の光の強さはしんどさを感じてしまいます。真夏のビーチが苦手な人も多そうです。

反対に大らかな人はゾウのような力のある身の大きな動物でしょうか。
大らかさに憧れるときと、鈍感さに苛立つこともあるお互いに性質理解が必要な違う感覚の性質です。
野口晴哉先生の「体癖」分類の10種+2種の2種が〈11種:過敏型〉〈12種:遅鈍型〉で分類されています。

写真:はと
撮影地:メキシコ/グアナファト
撮影エピソード:ピピラの丘を観光した後、夕暮れの中ぷらぷら1人で歩きまわってチクチク生えた草に異国感を感じて撮影
今、思い起こしても1人で夕方メキシコをぷらぷら歩くとか危機感ないの?と思いますが、穏やかで全く危険な雰囲気なんか感じなくて「怖い」感情なんて湧きませんでした。地元の人が庭で桶の水をこぼしてたり、ウェーブヘアの長い黒髪の女の子がボール遊びをしていたり、野良犬か飼い犬かわからない柴犬のような茶色い犬が歩いていたり。
ごく普通の日々のメキシコの日常でした。
運も良かったのかもしれせん。
何かに守られていたからそんなメキシコの隙間に入れたのかなとも思います。私は手相に神秘十字線が両手にあるので「見えない何か/先祖や大いなるエネルギーのようなものの御加護がある」と信じています。
手相も体癖のように特徴が出るので‥
話がそれてしまったのでこの話はまた別に書きます。

‥こんなに長い文をここまで読んでくださってありがとうございます🙂☺️🤗

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