今季実は応援しているオリオールズを語りたい。

今回はいつもとはテンションを変えてMLBの話をしていきたいと思います。
長くなってしまったんですけど、よかったら見ていってください。

今回は僕が今季応援しているボルチモア・オリオールズについて話していきたいと思います。

僕自身野球が大好きなもんで、正直MLB30球団、NPB12球団全て好きなのですが、その中でも各シーズンごとに注目している球団というのがありまして、今季のMLBではオリオールズに注目しています。

今季僕がオリオールズを推す理由が2つありまして、1つ目が「今季はプレーオフに期待がかかる」というのと、2つ目が「魅力的な若手が集うロースター」です。

1つ目から話していきたいのですが、オリオールズは2016年を最後に6シーズンもの間プレーオフ進出を逃していました。
2017年以降はチーム成績が低迷し、AL東地区の4,5位に沈むシーズンが多く苦戦し、21年シーズン110敗で地区5位。
勝率.321はダイヤモンドバックスに並びメジャー最下位の勝率だった。

そんな中で迎えた22年シーズン、オリオールズNo.1プロスペクトであるアドリー・ラッチマンがメジャーデビュー。
するとたちまちチームは勢いづき、終わってみれば前年100敗したチームがシーズン勝ち越しを決め、AL東地区4位ながら、ワイルドカード4位とプレーオフ進出まで後一歩に迫る大躍進を果たしました。(AL東地区は5チーム中3チームがプレーオフに進む激戦区となった。)

22年シーズンに躍進を果たしたオリオールズ。
以前、AL東地区はメジャー屈指のロースターを誇り、22年シーズンAL東地区を制したヤンキース、アレック・マノアや、ゲレーロjr、ボー・ビシェットなどの若きスターを擁した若きスター軍団ブルージェイズに加え投手力に長け、昨季プレーオフに進出したレイズ、ラファエル・デバース率いるレッドソックスなど激戦必須。
非常にタフな地区でオリオールズがどのような戦いを見せてくれるのか、2016年ぶりのプレーオフに進出できるのかがとても楽しみです。

そして今季オリオールズを応援したい理由の2つ目が「魅力的な若手が集まるロースター」です。

オリオールズは2017〜2021年に負けに負けまくったおかげでドラフト上位指名権を獲得し続け、ドラフトによって優秀な若手選手を沢山獲得できました。
(2021年ドラフトまでMLBは完全ウェーバー制を採用しており、上位指名権を獲得するためにわざとロースターを弱体化させ、勝率を下げる"タンキング"という戦術が存在し、オリオールズもそれを行なっていた。)

それによりオリオールズには、昨季メジャーリーグに昇格し、チームを牽引したアドリー・ラッチマンをはじめとした優秀な若手が沢山います。
ここからはそれらの選手を紹介させてください。

まずはアドリー・ラッチマン。
今のオリオールズはラッチマン抜きでは語れません。
それほどまでに存在の大きいラッチマンは守備負担の大きいキャッチャーをトップレベルのクオリティで守りながら、打撃面でも大きく活躍できるポテンシャルを持っています。
22年シーズンはマリナーズのフリオ・ロドリゲスに新人王こそ譲ったものの、WARはフリオに並ぶ5.3を叩き出し、守備ではDRS18と大活躍。
打撃は選球眼が良く、出塁能力が高いながら、ホームランやツーベースなどもコンスタントに出ていて、パワーポテンシャルもあり、バッティング面でも貢献しました。
来季以降も非常に楽しみな選手で、大スターとして球史に名を残すであろう逸材。
23年メジャーリーグでも最注目人物の1人です、

2人目は2023年MLB.comでのプロスペクトランキングでメジャー全体1位に選ばれたガナー・ヘンダーソン。
昨年終盤にメジャーデビューしてから、平均打球速度や、ハードヒット率などのパワー関連のデータで優秀な数値を残し、爪痕を残した21歳の逸材。
選球眼にも定評があり、走力もあります。
ロマンに溢れたスペックの2023年AL新人王最有力候補。
とはいえ初のフルシーズンとなるので、23年シーズンは怪我なくじっくりとメジャーリーグに適応していって欲しいです。

3人目はグレイソン・ロドリゲス。
2023年MLB.comのプロスペクトランキング全体6位の右投手でオリオールズの2018年1巡目指名選手です。
95〜101マイルの迫力ある速球とチェンジアップが最大の武器で、他の球種のクオリティも高く、メジャーでの投球が非常に楽しみな投手です。

順調に行けば開幕ローテーションに入ってくる見込みで、ヤンキースやブルージェイズなどの強力打線を相手にどんな投球を見せてくれるのでしょう、、、

シーズン終了後、ロドリゲスのスタッツを見るのを心待ちにしています。

4人目はDL・ホール。
4-seam,slider,changeup,curveを操る左投手で、最速100マイル越えの4-seamを誇る速球派。
スライダーやチェンジアップの速度も速く、4-seamとのコンビネーションが光ります。
奪三振能力に長けていて、強打者達を次々と三振に取る豪快なピッチングに期待したいところです。

ここまで若手選手達を紹介して来ましたが、ここからは頼れる主力選手達を紹介させてください。

1人目はセドリック・マリンズ。
21年は30本塁打30盗塁を達成した長打率と走力を併せ持つオリオールズのリードオフマンで、アメリカ代表にも選出された外野手です。
やっぱりパンチ力がある1番ってだけでロマンがありますよね、、、。
22年はホームランこそ16本に留まりましたが、盗塁は34個とAL2位の数字。
チームを勢いづけるマリンズの打撃には要注目です!

2人目はアンソニー・サンタンデアー。
昨季はチーム最多となる33本塁打を放ったオリオールズの主砲。
実はスイッチヒッターであり、どちらでもホームランを打てるパワーヒッターです。
この辺りは同じスイッチヒッターでも右打ちを苦手としていそうなラッチマンには見習って欲しいですね。

3人目はライアン・マウントキャッスル。
21年には33本塁打を記録した長打力が持ち味で、本拠地であるカムデンヤーズが22年にレフトフェンスを下げる改修工事を行ったが故に本塁打が22本に減少したものの、ハードヒット率やbarrel率などの打撃関連の指標は良好で、23年シーズンも本塁打数には期待できそうな選手。
広角にヒットを打てる点もグッドでクリーンナップとして期待できるスラッガーです。

4人目はホーヘイ・マテオ。
僕マテオが好きなんですよ。
とにかくマテオの持ち味は走力と守備。
マテオは22年のAL盗塁王で、盗塁以外での走塁貢献度も高く、出塁すると非常に厄介な選手です。
だけど出塁率は.250くらいと高くないのがオタク心をくすぐる良い選手です。
マテオの出塁率が上がると相当得点効率も上がりそうです。

守備での貢献度も高く、ショートでDRS14と広い守備範囲でオリオールズのディフェンスを支えました。
地味に13本のホームランを放つパンチ力を兼ね備えているのもマテオの良いところで、走攻守で見どころの多い選手です。

野手では最後にラモン・ウリアスを紹介させてください、、、。
ガナー・ヘンダーソンの本格的デビュー、マリナーズから加入したアダム・フレイジャーらの存在で内野の控えになるかもしれないウリアスですが、22年シーズンは3Bとしてゴールデングラブを獲得した守備の名手で、広い守備範囲とエラーの少ない安定感が持ち味で、DRSは14と好成績。
マテオと共に鉄壁の三遊間を形成しました。

ウリアスはパワーも持ち味で、100試合の出場ながら16本のホームランを放っており、下位打線にいると非常に怖い選手です。

後少しだけ投手の紹介をさせてください、、、
1人目は先発のディーン・クレマー。
四球と被本塁打の少ない安定感ある投球が持ち味の選手で、投球は4-seamとcutterが主体となっています。
クレマーの4-seamとcutterのコントロールはかなり絶妙なのでそのあたりに注目してみていただけるといいかな、と思います。

2人目はカイル・ブラディシュ。
ブラディシュはなんといっても速い4-seamやらsinkerやらが魅力です、、、
調子がいい時は7回、8回と行けちゃって、バンバン三振を取ってくるカッコいい投手です。
本格的な感じがグッとくるんだよなぁ。
オリオールズの中でも、投球を楽しみにしている投手の1人です。

3人目はフェリクス・バティスタ。
バティスタは、22年にメジャーデビューしたオリオールズの新しいクローザーで、平均99.2マイルのバケモノ4-seamとsplit,sliderが武器です。
特にsplitは、26.4%投げているにも関わらず被打率.087で空振り率が53.3%と驚異的数値で、それに加えてsliderも空振り率が42.5%とバンバン三振を取れる恐ろしい九種構成となっています。
迫力がすごいですね、、、

本当はもうちょっとリリーバーも紹介したかったのですが、その辺りはもうちょっと勉強してからまた記事を上げたいと思います。

とこんな具合に今回は今季のオリオールズについて紹介していきました。
とにかく今季のオリオールズは楽しみな選手が多く、敵も強いために激戦必須で見応えのあるシーズンになりそうです。
オリオールズの選手が躍動し、2016年ぶりのプレーオフに進出できるよう応援していきたいと思います。

頑張れ!オリオールズ!



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