オリオールズ日記 vol.1
今回からちょこちょこ今シーズンのオリオールズについてタラタラ記事にしていきたいと思います。
オリオールズファンの皆様もそうでない方もお付き合いいただければ幸いです。
さて今回のテーマはオリオールズのこれからということで、5月のオリオールズを考えていきたいと思います。
まずはこの記事を書いている時点でのオリオールズの成績を振り返っていきたいと思います。
4/19現在のオリオールズの成績
17戦消化 10勝7敗
得点 95 /6
失点 87 /11
得失点 +8
打率 .255 /10
出塁率 .352 /2
本塁打 22 /8
盗塁 25 /1
防御率 4.96 /2
先発防御率 6.21 /27
救援防御率 3.44 /13
被本塁打 22 /11
失策 11 /7
ここまでのオリオールズ振り返り
打撃面
得点95は非常に優秀で、30球団中6位の好成績。
特に出塁率と盗塁数が秀でていて、それぞれ2位、1位の好成績で打率や本塁打数が秀でてはいないが得点を重ねることができていました。
特に打撃面ではラッチマン、ヘイズ、マテオが活躍を見せており、特にラッチマンは勝負どころでの決勝打も目立ち、好調オリオールズをがっちり支えています。
ヘイズも.344で本塁打3と打撃好調で19日のナショナルズ戦でも決勝打となるタイムリーを放ち勝利に貢献しました。
マテオの活躍も著しく、打率.370でオリオールズのバッティングリーダーとなっており、出塁率は.426とチーム出塁率メジャー2位の好成績を支えています。
それでも出塁率の面では.457でラッチマンがオリオールズではナンバーワンでア・リーグ2位となっています。
出塁率の面ではヘンダーソンの成績もご紹介したいです。
ヘンダーソンは未だ苦戦気味にも思えますが、打率.167ながら出塁率は.365と好成績で、打率こそ良くないですが元々評価の高かった選球眼の良さを見せています。
昨年も最後の1ヶ月は低打率ながら出塁はできていたので、それが未だ続いている、という見方もできそうです。
ヘンダーソンはスピードがある選手なので、ヘンダーソンの出塁が多ければそれだけオリオールズの得点チャンスが増えていくので、ポジティブなデータではありますが、ヘンダーソンのポテンシャルを考えればもっと打ってもらいたいので、すぐにとは言わないのでメジャーに順応し、打率が上がっていき、本塁打数が増えていくのを期待していきたいです。
とはいえチーム全体で見れば平均以上の打力をしっかり誇っており、高い出塁率とスピードで多くのチャンスを創出できているために得点を重ねていけているのはオリオールズにとっても大きなポジティブ要素です。
投球面
好調気味な打撃面と比べると苦戦気味なのが投球面です。
特に先発陣はかなり苦戦気味で、防御率6.21とメジャーリーグ下位の成績に落ち込んでいます。
ギブソンは開幕戦や16日のホワイトソックス戦で4失点していますが、レンジャーズ戦やアスレチックス戦では2失点、1失点の好投も見せており、オリオールズ先発陣の中では良い成績を残しています。
しかし同じく今季移籍してきたアービンは苦戦気味でひとまずアクティブロースターから外れてしまいました。
昨季に芽が出てローテーション投手として期待されていたクレマーも今季初登板となったレッドソックス戦で3回5失点すると続くヤンキース戦、アスレチックス戦でも4失点するなど上手くいかない登板が続いていました。
しかしクレマーは19日のナショナルズ戦で6回2/3を無失点で踏ん張り、好調の兆しを見せました。
20日にはレンジャーズ戦で好投しながら右足の捻挫で途中降板となっていたブラディッシュも復帰するので、ここから上向いてくれることを祈っています。
今季メジャーデビューしたトッププロスペクトのグレイソン・ロドリゲスは初回の失点が目立ち、防御率も6.91と高くなっていますが、強いストレートでカウントを取れていたり、ホワイトソックス戦では、初回こそ大量得点されてしまいましたが、それ以降は変化球で相手打線を抑えることができており、投球内容は悪くないように思えます。
ロドリゲスに関しては打撃陣の調子がいいうちに色々試行錯誤しながら、後半戦に向かって調子を上げてくれればと思います。
救援陣もペレスやベイカーらがやや苦戦気味な印象ですが、ここからはテートが復帰して負担が減ると思いますし、クローザーのバティスタは好投を続けてくれているので、大きな心配はいらないように思えます。
オリオールズの投球面に関しては先発陣の調子が上がって来てくれるとより楽に勝つことができそうです。
とはいえクレマーも今回いい投球を見せましたし、ブラディッシュやロドリゲスといった面白い投手たちもいるので楽しみな要素も多そうです。
これからのオリオールズ
オリオールズは今回のナショナルズとの試合が終わるとタイガース、レッドソックス、ロイヤルズとの対戦が待っています。
そしてそれを超えるとブレーブス、レイズとのハードな対決が待っています。
ここまではヤンキース以外ではあまりハードなカードがありませんでした。
開幕のレッドソックスとの対戦で負け越してしまったのがやや痛かったですが、そこからはヤンキース以外からはコンスタントに勝利できていました。
なのでここからのタイガース、ロイヤルズとの対戦は落とさないようにしっかり取っていきたいゲームです。
それこそ同地区のレイズはチーム力の高くないナショナルズやアスレチックスからしっかりと勝ち星を重ね13連勝を収め、ペナントレースを有利に進めているので、オリオールズもそういったところで落とさず一つ一つ勝ち星を重ねていきたいところです。
特にレッドソックスとの戦いは鍵になりそうです。
というのも強豪ぞろいの中でも唯一オリオールズにチーム力で劣っているのがレッドソックスで、レッドソックス相手にしっかり勝ち切れれば他の3B球団にも食らいついていけるはずです。
なのでレッドソックスとの対戦カードはしっかりと取っていきたいですね。
開幕は負け越していますし、今度はカムデンヤーズでリベンジして欲しいです。
これからのオリオールズのキーマン
個人的に注目しているのは野手ではヘンダーソン、投手ではクレマーです。
ヘンダーソンは思うようにいかない打席も多く、まだモヤモヤしてそうな表情を見せることも多いですが、本塁打は出ていますし、選球眼は良くて出塁率には全く問題がないです。
ただアプローチが消極的な気もするので、もっと積極的に振りに行ってもいいような気がします。
それこそラッチマンは出塁率も高めですが、得意なコースにくればガンガン振っており、しっかりヒットを重ねられているので、ヘンダーソンにもそういった打席が増えるといいなと思っておます。
ヘンダーソンはラッチマンよりもスピードがある分出塁してくれれば得点確率も上がっていくのでヘンダーソンの更なる活躍に期待したです。
クレマーも開幕当初は苦戦していましたが、ナショナルズ戦ではストレートやシンカーを効果的に使うことができ、無失点で抑え込むことができました。
エースらしいエースを欠いている状況で、エースとまではいかないまでも、クレマーはこの先オリオールズの先発ローテーションを支えて行って欲しい選手なのでより良い投球へのヒントを掴んでもらいたいです。
伸び代の多い選手も沢山いて、成長を感じられる部分も多いと思うので、オリオールズのこれからにも注目していきたいと思います。
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