好きな選手について語る ブレイク・スネル

僕の愛するピッチャー、スネルについて語らせて欲しい。

スネルのプロフィール

パドレスの先発投手

1992年12月4日生まれ
→千賀滉大、山田哲人らと同世代。

193cm/102kg 左投げ左打ち

2011年ドラフト1巡目追補指名(全体52位)でレイズに入団。
2016年の4月23日のヤンキース戦でメジャーデビュー。
2018年にはシーズン21勝を挙げ、防御率1.89と圧倒的な成績を残しサイ・ヤング賞を獲得した。
20年シーズン終了後にトレードでレイズからパドレスへ移籍。今に至る。

スネルは色々課題も抱えているものの投げている姿は見応え抜群で非常に魅力的な選手である。

スネルの22年シーズン成績

ERA 3.38
G 24
IP 128.0

WHIP 1.20 (1.27) 
FIP 2.80 (4.06)
fWAR 3.7

K/9 12.02 (8.53) 
BB/9 3.59 (3.10)
HR/9 0.77 (1.09)

スネルの弱点としてよく挙げられるのは長いイニングを投げられないことだ。
そもそも登板数も24で同じチームのダルビッシュ、マスグローブの30登板と比べると稼働率がやや低いとも言える。
1登板あたりの投球回も5回1/3ほどでもう少しあってもいいかな、というところではある。
がしかし。そんなことはいい。
だってその中身が濃いのだから。

防御率こそ3.38だがFIPは2.80となかなかのクオリティ。
というのも奪三振率が12.02と非常に優秀なのが大きい。
スネルの1番の魅力はその奪三振能力で、奪三振率12.02は規定投球回未達ではあるが、NLの規定投球回達成者の中で1番奪三振率が高いロドンの11.98を越える数字である。
各球種の空振り率もなかなかの数字を残しており、クオリティが高いのも特徴だ。
・スネルの球種データ

球種 投球割合/ 被打率/ 空振り率
4-seam 55.5%/ .255/ 22.4%
Slider 24.3%/ .169/ 46.4%
Curve 15.1%/ .179/ 43.1%
Changeup 5%/ .211/ 45.7%

基本的には上3球種がメインウェポンで、チェンジアップは対右で使用している。
ストレートの空振り率も悪くないが他の球種の空振り率が軒並み高く被打率も低いことからかなり効果的な球種であるといえる。
実際どの球種もすっごく見応えがあるので是非ともスネルのハイライトは見ていただきたい。

ちなみに各球種の特徴はこちら
・ストレート
→ノビのあるストレート。シュート気味。
・スライダー
→速く横滑りするスライダー。縦変化少なめ。
・カーブ
→やや速めで横の変化が大きめなカーブ。
・チェンジアップ
→シュート方向にやや変化するチェンジアップ。

スネルはとにかくイニング数が伸びないだけに近年はタイトル争いに加われていないが、2018年にサイヤング賞を獲得した実力は本物で、なかなか見応えのある投球を披露してくれるダイナミックな投手。
皆さんにもぜひぜひスネルの素晴らしい投球を見てもらいたい。
スネルがバッタバッタと三振を取っていく動画を見るのは非常に気持ちいいですよ、、、
ぜひスネルのハイライトをチェックしてみてください。

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