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シャチを飼いたい

旅行で道外に出た際に必ずと言っていいほど水族館を訪れる。

なぜなら水族館が大好きだからである。

悠々と泳ぐ姿や青々とした水面、生物の本来の動きがみられる

何度見ても飽きない

それが水族館。


その中で私が特に好きな海の生物がいる。

それがシャチである。


黒と白のコントラストと愛らしいフォルム

しかし、その見た目と相反し、別名「海のギャング」とも呼ばれるどう猛さも兼ね備える海洋界のトップ。

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名古屋水族館で見たときに、周りを気にせず3~4歳の子と一緒に口を開けてぼっーと見るくらい大好きだ。

「海のギャングと言われているシャチはどう猛だし見た目もサメっぽいからサメ科なんだね」と思われがちだが、実のところクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科シャチ属であり、イルカよりも大きくクジラよりも小さい(イルカとクジラの境目は4~5mとされるが、シャチはイルカの最大種と言われることがある)ためサメではない。むしろ、クジラに近いタイプである。

また、水族館のショーでも飼育員さんとショーを盛り上げているがそこにはギャングのギの字もない。

これまた知識としてなのだがもともとシャチは知識が高く、お気に入りの海洋生物しか食べない偏食のシャチは陸上の生き物である人間を食べようとすることはなく、人間に対しては余程のこと(人間がシャチに危害を加えるなど)がない限り襲うことはないと言われている。また、シャチにもよるが、人間のように個性がある。


トランジエント … イルカや鯨、他の海獣が主食。一般にイメージされるシャチ。これに分類されるシャチは、腹の空き具合次第では大型のクジラも躊躇うことなく襲う。

レジデント … 魚が主食。

オフショア … 回遊しながらいろいろなものを食べる。

と分類されている(が、まだ研究の途中である)。なお、違ったグループ間での交雑は無くトランジエント同士、レジデント同士、オフショア同士で子孫を残す。

時にはほかの海洋生物と遊んだりするなど食物連鎖のトップという身分故にこういったタイプ別が分かれるのだろうか?

これ以外にも不思議な面を持っているが、私としてはより魅力を引き立たせる要因になっているのでありがたい。


あっ、タイトルが「シャチを飼いたい」なのに飼う以前の話をしてしまっている・・。


よし、それは次回につづk・・・。

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