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実は老化は病気なのだとしたらどうだろう!?


こんにちは!幕猫です!


LIFE SPAN(老いなき世界) 東洋経済新報社
を読んで
私の世界観はいきなり変わりました!


老化は自然なプロセスだという考え方は、
私たちの間に蔓延しています。


私たちの祖先達は、たぶんその時代の平均寿命の前後で命の灯を消していた筈です。
筈・・というのは私自身が祖父祖母、曾祖父曾祖母のみならず、
自分のご先祖たちが何歳まで生きて、
どんな思いでその生を紡いでいたのかを知らないからです。


では一番身近な父母に至ってはどうでしょう
ご両親がご存命な読者の皆様なら、
いかがなものでしょうか?

『私の母親は当年とって85歳ですが、
見た目年齢だけで言ったら55歳ですわよ』

こういう方がいらしたら、私はとても喜ばしい!
だけれども、いらしたとしても稀有な少数派で
あることは否めないでしょう。


実際に80歳すぎた高齢者の生活は
苦痛と共にあると言っても過言ではない気がします。

ネットで見つけた記事です。
若者が老人セットを身に着けて秋葉原の街に出かけますが、
なかなか苦労も多そうですね。



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LIFE SPAN(老いなき世界)の著者デビットAシンクレア氏は
いい人生を教えてくれた祖母の晩年でこんな風に書いています。

60代を越えて70歳を優に超えても、誰の目にも「いい人生」の
典型のように映ってった祖母は気持ちの若い女性でした。
しかし、そう、時間は刻々と過ぎて80代半ばの祖母はもはや抜け殻のようであり、人生最後の10年間は見るも辛いものでした。

身体が弱り病気にもなり、好きだった音楽を聴いても何の喜びも感じない
椅子からほとんど動かなくなってしまった。
祖母の特徴だった溌剌とした活力がすっかり影をひそめ
しまいには希望も失って
『しかたないこういうものなんだ』とつぶやいていたといいます。



さらに老化が病気と同義で治療できるものだったらどうだろうか⁉


老化こそが病気であり、しかも病気だから治療できるものだったなら、
私たちの人生はすっかり変わっていることでしょう!

老化により免疫力その他が弱まると病気にかかりやすくなります。
ほんとうの病気なのが【老化】
癌や心臓病、糖尿病その他は【症状】と位置づけられます。


風邪の症状に発熱、のどの痛み、くしゃみ咳、鼻水あるのと同じなのです。


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遺伝子の核となるデータは最初から今までも変化していない。
だから老化という概念はここにはありません。

老化はDNA遺伝子の損傷によっておこるものです。
DNA遺伝子の損傷は例えば紫外線に晒されることでも起こりますし
その他私たちが生活するうえでも頻繁に起こっています。


それら傷ついた細胞を修復する役目のサーチュイン遺伝子
そのサーチュイン遺伝子を活性化させることで、老化は止められるし、
場合によっては若返ることもできると、
デビットAシンクレア氏は著書のなかで協調しています。


私たちが老化することで一番怖い事って何かしら?



それは個人によってもその人の年齢によっても違うと思うのだけど
現在の私は脳の認知機能の衰えが怖いです。


例えばLIFE SPANの本ですが本体も厚くて読み出があります。

本屋さんでRIFE SPANを見つけた時には、
なんて素晴らしい本が出版されたのだろうと
さっそく購入したのですが読んでみたら
悲しいほど理解が出来ません。
視力も落ちていて数ページ読むだけで目が疲れます。
さらに読んだことすら、少し経つと忘れてしまい記憶に残っていません。

『ああツ!歳をとると本もまともに読めなくなるのだわ!』


まだ65歳の私ですが自身のテイタラクを呪いました。
しかし、少しでもこのLIFE SPANに触れていたこともあって、


『老化が治療出来たら私はこの本を理解できるのかしら?』と
考えてみました。答は残念ながら NO! ですね。


若い頃は本が好きで暇さえあれば本を読んでいるような私でしたが
結婚して子供たちを授かり育児に専念するようになると、自分の時間があまりとれないということもあって、
読書の習慣からだいぶんと離れた生活が続きました。


その習慣は子供たちが成長してほとんど
手が掛からなくなってからも続いていました。
現在は自分の趣味の本など少しばかり集める
事をしていますが、すっかり読み切って
自分の血肉としているものはあまりないのです。


フワッと読んで、ふわっと理解し、だんだんと忘れてしまう。
そんな繰り返しのように思われます。


つまり私は、本が大好きだった若き日と、現在の自分を比較して、
『わあ!年齢のせいで本が読めなくなっている!老化は怖いものだわ!』と、自らの老化を進めるような考え方をしていたようです。


こんな風だったら老化が治療できたとして視力が今よりも良くなって、脳の前頭葉が若返っても
『老化が治療出来たら私はこの本を理解できるのかしら?』に関しては難しそうです。

私が比較対象している本好きだった若き日の自分とは、環境がまったく違うからです。

それで私は、LIFE SPANをもう一冊。
今度はkinndoruで購入しました。
kinndoruで買った本はスマホの仕様で
AIに読み上げてもらえるからです。
ながら聴き読書です。
これが結構便利!
家事をしながらでも散歩中でもずっと聞いていられます。

難しいものは当然私の頭脳ではスルーですが
聴き続けているうちになぜか理解力が
高まっている感じがするのが面白いです!

「私たちたぶん200歳くらいまで生きちゃうよね!」

というお仲間さんができたらいいな、などと思いながら
しばらくは自分の老後というものを
LIFE SPANの【老化という病気を治す方法】を試しながら検証していきます^^

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