2024/11/23 秋深し、憧れて
大忙しの日々で、記憶が曖昧になっている。今日も、ライブとライブの間で書いている。有名芸能人になってしまったかのような気分である。
今日は20時から漫才協会軽音楽部の中でもホーンチームの練習がある。
それまでに明後日のネタ見せのネタを書かなければいけない。これまでと比べてネタはするすると作れた気がする。なにかこう、コツみたいなものがつかめそうになってきた。これってすごく嬉しいことの一方で、今までさんざん掴めたような気がして、結局掴めていなかったというパターンを何度も何度も経験してきた。
今回のネタ見せでやる漫才は12月の事務所ライブで、つまり2024年の総決算だ。であれば、ネタになる材料も多いものだから、これも言いたいあれも言いたいというのが続々と湧いてくる。材料が多いほど書きやすい。
漫才作りの話は置いておいて、サックス練習の話に入ろう。20時ころまで、ロケット団の倉本さんはタップダンス部のライブがあるとのことで、今回は遅めの時間となった。
この20時というのがちょうど良い。あんまり早いと、ここも直そうあそこも直そうと何時間あっても終わらない。2時間程度でガッチとやってしまおうとそんな感じがちょうどいい。
昨日の日記にも書いた通り、人間の集中力として5,6時間もサックスを吹き続けることは困難だ。
20時に日暮里の駅前のカラオケ店の前に集まる。いろんなものの前に人は立っているんだなと思った。
でん平さんは他の用事もあり、ちょっと遅れるということで倉本さんと先に部屋へ入る。サックスを通して倉本さんと接しやすくなった気がする。倉本さんと言えばロケット団、ロケット団と言えば日本で一番漫才の舞台に立っている漫才コンビと言われている。そりゃあ、我々のような吹けば飛ぶよな、将棋の駒のようなものにとっては、畏敬の念を抱かずにはいられない。しかし、倉本さんと接した方ならご存じの通り、とてつもなく人当たりが良い方である。腰が低すぎて、地面に頭がくっつくんじゃないかというレベル。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。これめっちゃいい言葉だと思います。そんな言葉がとてもにあっているのが倉本さんである。倉本さんのような人になりたいものだ。
ほどなくして、でん平さんも到着して、いよいよ本番直前の仕上げにとりかかる。先日の練習と比べてかなりリズム感が体に馴染んだ。
でん平さんからも「二人とも良い感じだね。本番も大丈夫でしょう。」とお言葉を頂戴した。頑張れば結果がでるかは分からないけど、成長は確実にしていく。齢30にして実感することができた。
でん平さんの丁寧な指導でなんとなく形になってきた。厚意を無駄にしないように、残り数日だがトレーニングしていこうと思う。あざます。
2時間で予約していたのだが、なんだかお店には90分でお話が通ってしまっていたようだが、三人ともとても上達していたので90分でも十分ではないかという感じ。お金も多少は節約になりますしね。
21:30頃に解散して、私は歩いて帰宅する。日暮里も歩けば30分くらいだから、ネタ作りで体を動かせていない中で、往復1時間無いくらいのウォーキングは健康につながるだろう。漫才、サックス、健康、そのすべてが日々の積み重ねの上に成り立つんだな。千里の道も一歩より。
帰りにセブンイレブンに行った。セブンイレブンではまっているものがあるので、その話はまた明日の日記ででもしようかと思う。
今日面白いと思ったことは「それにしても倉本さんの腰の低さは尋常じゃない。」