2023/03/16 人生苦ありゃ苦ばかりさ

今日は8:00に起きた。
9:15頃に出発し、つくばエクスプレスの守谷駅に10:00に到着した。
10:30のバスに乗り、11:00からアサヒビール工場の見学をした。
13:00前に見学は終わり、関東鉄道なる初耳の電車に乗って取手に向かう。
駅前でインドカレーを食べたあと、すぐ近くのバッティングセンターへ行った。
東横インにチェックインしたあとに西友へ買い出しに行き、部屋に戻ってWBCを見た。
そんな一日だった。一日が長かった。

なぜ突然工場見学にやってきたのかその理由が気になるところだが全く持って理由はない。やたらと予定を詰め込みすぎていたのでどこかに行きたいという気持ちになったからだ。
あまり言っていないが、私は時間があればどこかに行きたい人間だ。
ただ、映画館や博物館は動きが拘束されるのであまり好きではない。なんらかの拍子にチケットをもらったりすると喜んでいくが自分からはなかなかいかない。

電車に乗って何処かへ行き、東横インに泊まる。これくらいがちょうどよい。

私はビール工場は割と見ている方だ。どんな方だ。
琉球大学在学中はオリオンビール工場。ラオスによく行っていた頃はビアラオ工場。そして、今回のアサヒビール工場。日本人の平均が0.3ビール工場くらいだとすれば私は平均を大きく上回る。私はビール工場が好きなのである。鼻歌で細川たかしの「応援歌、いきます」を歌うくらいには好きだ。

ビール工場を見て何になるのかといえば何にもならない。試飲ができるくらいのものだ。くらいというがこれがメインである。普段第三のビールしか飲まない私にとって本物のビールは重たく感じる。一杯飲むともうお腹いっぱいになる。
不思議なものである。お金を節約しようと第三のビールを飲むのに、安いからと二本買ってしまえば本物のビール一本分の値段だ。でも満足感は同じくらいだ。世の中には不思議が多い。ピラミッドの建造方法は謎だしモアイ像はなぜ作られたのかも謎、第三のビールだと二本飲んでしまうのも謎である。

見学の後、試飲をして気持ちが大きくなったのか、いま流行りの生ジョッキ缶を4本買うと、ジョッキ缶専用の取り外しできる取っ手がつくとそそのかされ購入した。
これがあるとどんな500ml缶にも取っ手がつけられるという便利グッズだ。
アサヒスーパードライは製造から3日で店頭に並ぶそうだ。今回買ったものは、この工場から直送も直送、作ってすぐに店に並べられている新鮮ビールだ。この魅力にまさるものはない。今日のWBC観戦のともにピッタリと言える。

関東鉄道は運賃が高かった。守谷から取手までの距離を乗車するのに取手→日暮里くらいのお金がかかった。現金チャージをしている私にとっては値段もさることながらチャージの手間が腹立たしかった。ならば現金チャージをやめなさいと言いたくなるだろう。
以前、スイカ機能付きクレジットカードを作ろうとしたが審査に通らなかった。
漫才新人大賞もクレジットカードも審査は厳しい。あなたは現金チャージをしなさい、そして漫才をし続けなさいというJRからの指示だ。

取手につき、バッティングセンターにいく。ここはプロ野球選手の映像にあわせてボールが放られるタイプのバッティングセンターだった。そこに気になる貼り紙があった。
「藤浪投手はメジャーへ移籍したため、小川投手になっています。」というものだ。
そういうものなのか。あの映像はなんとなくマシンメーカーが作った映像を買い切りで使っているのかと思っていたが選手との契約もあるのかと学びが生まれた。いや、もしかするとバッティングセンターの親父がメジャーがだいっきらいな張本勲タイプの人なのかもしれない。
メジャーは走り込みをしないからだめ。そんな感覚の親父なのかもしれない。

そして、今日の本丸である東横インに到着する。私は東横インファンである。旅行先ではまず東横インを探す。東横インにあたりはほぼないが外れがない。どの東横インに行っても部屋の間取りが一緒で実家に帰った感覚になることができる。いつ行っても同じ気持ちになれるそれが東横インの魅力だ。
いい意味で期待を裏切られた東横インがある。たしか長崎の東横インに行ったときのことである。朝食はおなじみのバイキングだった。そのメニューにカレーライスと皿うどんがあったのだ。
これには興奮した。大好物のカレーと、食べるぞと思わない限りは食べることのない皿うどん。長崎のロビーにはユートピアがあったのだ。
そして、今回は貼り紙で「ホテル前にベトナム屋台のキッチンカーがやってきます」との文言を発見した。よしよし。今日はベトナム料理と新鮮ビールで満喫してやろう。

さて、とうとう待ちに待ったWBCだ。ここでビールを取り出し飲み始めようとする。
東横インの冷蔵庫の冷やし能力が低すぎて大量にこぼれてしまった。
そして、このビール、工場内で売っていたが製造年月日を見ると2023年2月となっていた。
そして、ベトナムキッチンカーは来なかった。セブンイレブンに行くと若いオネーチャンが店員さんとバトルしていた。店員さんは焦っていたのか私の注文したフランクフルトにつけるケチャップをトスして渡してくれた。

あー、疲れた。

今日面白いと思ったことは「人生は思い通りにいかないもんである」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。