2024/05/02 稲取

早く寝ようと思っても眠りにつけない日が続いている。なにか明確にやろうと思っていることがあるわけでもないのに、布団に入ってダラダラとしてしまう。別にダラダラしたいわけでもないのに、だ。ということで昨晩は4時頃に眠って、起きたのは6:30だ。早い!

私とては早めに眠って気持ちよく6:30に目覚めたかったのだが、こうなったものは仕方がない。
起きてからサササッと支度をして7:30ころに家を出る。上野駅から東海道本線に乗ってガタンゴトンと走って熱海へ。熱海から伊豆急行に乗り換えて稲取についた。

最近、さんざん疲れた、休んでいない、遊びたいなんて言っていたが、今日はまさにそのつもりでやって来た。それにしても心身の疲れがどれだけ溜まっていたのか、自分でもびっくりしたことがある。
大酒飲みの私が、晩御飯にビールを2杯でもう要らない。美味しくない。となってしまったのだ。これは何かがおかしい。しっかり休ませていただく。

伊豆半島は皆さんが思っているよりもデカい。上野から稲取まで約四時間をかけて到着した。新幹線なら福岡までは行けるくらいの時間がかかっている。

じゃあ何をしにここに来たのかといえば、もうあれである。海水浴である。
私は水に囲まれて育ってきた。海も川も家から近い環境で育ってきたから、ときたま水に入らなければ体調が悪くなるのだ。

昨年、一昨年から行っている川奈で泳ごうと思う。ただ思い立ったのがここ数日の間であったから、宿がない。こういった小旅行をするようになったのがここ数年のことだが、まさにコロナ禍であり、どこの宿も安くて空きが多かった。それがもう今は宿不足がとんでもないことになっている。
外国人観光客の爆増もあるのだが、日本の富裕層が世界で見て貧困化したことで、私のような貧乏人が好んで使う宿を圧迫している。いよいよキャンプを張るほかなくなる日も近いだろう。それはそれで楽しいからいいのだが!

宿に困って探していれば、ここ稲取に格安の宿があったので予約した。そうして今はその宿にいる。安いなりの設備だ。

時系列がよくわからなくなって来たが、朝7:30に出発して11:30ころに稲取に来た。それから駅から散歩をしていた。途中で海に岩を並べて作られた人口プール的なものがあったので、すこし入らせてもらった。
今日はまだ泳ぐつもりではなかったので、ちょっと顔をつけてみたり、岩にひっついた貝を割って口に入れて美味いと思ってみたりした。

15:30頃に宿にやってきた。大浴場と聞いていたが、小浴場だった。おそらく他の客らもがっかりしたのか、どんどんおじさんが入ってきてはすぐに出ていった。
とんでもなく金玉がデカいおじいさんがいた。私は別に見る気もなかったのだが、いかんせん狭い浴場で私が浸かっている眼の前でどでかい金玉をぶらつかせたり、丁寧に洗ってみたりしていたものだから嫌でも目に入る。 このおじいさんは、このあとの夕食のときにゆっくりと酒を10杯は飲んでおり、バイキングの食事をとんでもない量を食べていた。
金玉をデカくするにはやはり大量の飯が必要なのだろう。学びが生まれた。
どこにでも学びって存在する。

そんなわけで今日はこんな感じである。
この金玉のおじさんが翌日の朝にまた登場する。乞うご期待。忘れなければ書きます。

今日面白いと思ったことは「金玉を大きくするにもプロの技がある。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。