2024/07/06 好きなものを着なさい

風邪をひいてえらい目にあっておりますが、日記上の私は過去の自分なのでとても元気にやっていますね。お笑い祭りです。

今日はまず、漫才大行進。ここから大行進の三連勤である。いま思えばこのあたりで頑張りすぎが発生したのかもしれないな。んなこたないか。今後、ああここで体調崩したんじゃないかというタイミングが明確にあるから引き続き日記でもって監視してください。

12:50から漫才大行進の出番がある。三連勤だから、あの話題をしたのはこの日だとか言うのがぱっとは思いだせない。
ちょっと今から、Gmailで送られてきていた今月の香盤表を確認しよう。出演者の並びを見れば何か思い出せるかもしれない。

と、ここで細かいことを気にする のりちゃんまんの登場である。舞台なんかでの出演者を並べた「香盤」これはなぜ香盤と呼ぶのか気になってしまう。
なんとなく、頭に浮かぶのは碁盤や将棋盤のような木製のちゃぶ台様のものから温泉マークの湯気のような「~」を縦にしたものが三本くらい出て仄かな香りがたっている映像だ。これは多くの方から賛同を得られよう。
もう一つ浮かぶのが、猫や小型犬が手と足をギュッと体の下に隠すようにしまって、姿勢を低くしてくつろいでいる姿だ。これを香箱座りというから、香という漢字が入っているから自然と浮かんできてしまう。これは誰からも賛同されまい。

なぜ香盤と呼ぶのかしら。軽い気持ちで調べたら、これは結構めんどうだった。書いていたらそれだけで終わりそうだからやめておく。

ということで、6日の出演者一覧(なんか香盤っていうのが恥ずかしくなった)を見る。12:30から順に、パワーステアリングさん、九州男児‘‘さん、爆弾世紀末大先生という黄金リレーであった。ここでいう黄金とは決して、業界用語での大便をさしていないことは断っておきたい。
さっきまで、業界用語について語っていたから勘違いされる方もいるかと思って断っておいた。

これを見て思い出した。昨晩くらいに「(私設)浅草スカジャン倶楽部」が発足したのだ。東洋館で活躍する芸人さんには知られているお客様、M様を筆頭にパラダイムシフト高倉さんと私の三人で発足した。
M様はスカジャンを着るのがお好きとのこと。私も恥ずかしくて町では着ないがそのデザイン性やらなんやらが好きである。パラダイムシフト高倉さんについては、私はかねてよりスカジャンが似合うだろうなと思っていたから無理やりに入れた。
高倉さんは頭は坊主頭で体は痩せている。顔がきりっとしている。このタイプの人がゴツめの服を着るのがかっこいいと思う。高倉さんは似合う。

かつてのM-1でハライチの岩井さんが黒のベロア生地にスカジャン風の刺繍が入ったジャケットを着ていて、欲しいなあと思ったけども、私の体型だとなんか違うんだ。岩井さんはテレ玉の音楽番組でダブルの革ジャンを着ている。これもかっこいい。バイきんぐ小峠さんが好んで革ジャンを着ているのもかっこいい。
痩せ型の人が無骨なのを着ると何とも言えないカッコよさを感じる。私は生まれてこの方、ビッグボーイである。たまらんです。であるから、いわゆるドカジャンを着てもリアル建設業従事者にしか見えない。ファッションまで昇華できない。かといって細身の服なんか着たら、ただの貧乏つるつるてん少年である。

そういった事情もあって、高倉さんをお招きした次第である。まだスカジャンを持っていないらしい。持っていないのかよ。
それもあって、とりあえずはこのスカジャン部の活動として「高倉さんのスカジャンを買いに行こう」がミッションとして発生した。今後の活動としては、スカジャンを着て町に繰り出してかっこいい写真を撮ろうぜという、なんとも粋な活動である。私はこの写真撮影をぜったいにふざけずにやりたい。ふざけたほうがつまらないだろうと踏んでいるからだ。思いっきりナルシストにやっていきたい。

まずは波止場で、頭陀袋を肩にかけ、片足を船留めにのせて写真を撮りたい。

それで、この活動をするにも3人はなんとも心細い。そういえばパワーステアリングの佐藤さんが舞台衣装でスカジャンを着ていた。これはスカウトだ。お声がけすれば是非とのことだったのでスカウト成功。やりました。
先日、スカジャンを買いに横須賀にいったが不発に終わったと日記に書いた。それを読んだキラーコンテンツの長谷川さんがお声がけくださった。「横須賀でスカジャンを買うならドブ板じゃないのよ~。ショッピングモールなのよ~。」とのこと。スカジャンマニアだ。
詳しく話を聞けば、漫画「ドカベン」の明訓高校のユニフォームデザインのスカジャンを持っているらしい。正真正銘のスカジャンマニアだ。長谷川さんもスカウトに成功した。

かくして、スカジャン部は5人の部員でもって活動することになった。
「現在スカジャンを一着以上持っている。または入部後に購入の意思があるもの。」という漫才協会のような緩い条件でやっています。参加したい方はぜひご連絡を。

そんなことがあったのが、この日の漫才大行進だ。出番も終わって帰宅して、30分ほど昼寝して練馬へ向かう。毎月呼んでいただいている「高円寺スラバーノッカー」というライブだ。やたらと湿度が高く髪の毛が垂れてしょうがない。目の前に髪の毛の塊がブランブランとして邪魔だった。切ろうかな。

一緒にライブに出ていたプロポーズにMC中にこれを話してほしいというお願いをしていたら、やってくれた。ありがとう。本当にありがたい。またよろしくお願いいたします。何の話かは聞いてくださるか、ライブに通っていただければと思う。ひひひひ。

思えば、このあたりからちょっと体調が変になる兆しがあったのか、出番が終わったら早めに帰らさせてもらった。体力が落ちている~。おじいさんになりそう~。やだ。
21時過ぎくらいには家に着いた。今日もよく働いた!

今日面白いと思ったことは「スカジャン部について『スカジャンを町で着るのは勇気がいる』という点で意見は合致した。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。