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何度か目を覚ましたけれど 実はずっと眠っていた 生きてきたつもりだったけれど 実はフィクションだったり 半分息をしていない 自分に息を吹き込む 愕然とするけれど それもすべて僕なのだ 詩と写真:漠(ばく)
いつか なにかを 誰かに ではなく、 いま これを 私に。 未来のために 誰かのために そういう生き方を手放して こころをイメージや言葉にしていく それが私のしたいこと こころをちゃんと感じ、 表現することの難しさを知っている 偽りの自分をかき分けて なまなましい核を取り出す時の感覚を知っている スピードを落とす必要がある 呼吸のテンポを落として 感覚とつながる必要がある そうして初めて、 本当に人とつながれる 詩と写真:漠