CALIFORNIA 覚書
THE NORTH FACE ENDURANCE CHALLENGE CALIFORNIA 50mileについて。
レースは27mile地点で棄権しました。
直前1ヶ月の練習・調整不足に加え現地入りから下痢が続きレースとして成立させることができなくなったためです。
目標の中に完走を含めていれば走り切るという選択肢もあったでしょう。しかしながら、今回のレースは目標とする順位や時間、そのために為すべきタスクを決めており、それらが遂行できなくなった以上、続ける意味がないと判断しました。
ウルトラにおいてはどんな場合でもゴールする事に価値があるとか厳しい状況を耐え抜いてこそ見出せるものがあるといった意見もあるとは思います。
ただ、個人的には過去にそのような経験は既にしており、それを繰り返したとしても同じような状況があったというだけで、そこに学びや成長はありません。
レースという競技性が占める割合の高いフォーマットにおいて個人的に為すべきことは、丁寧に準備を重ねて当日に過去の自分のパフォーマンスを少しでも高める事です。
今後の時間や金銭などの面で制約があり悠長な事は言えず、また数年競技を続けて身体や精神面で一定の上限値が見えている状況の中で、フォーカスすべき事柄は自分自身の限界値を超えていくための過程でしょう。
それが出来ていれば結果はついてくると信じてますし、逆に今回はそれが出来なかった。棄権だろうが完走だろうが、この点に変わりはありません。
これで2017年のレースは終わり。
少し休みながら再始動の機会を伺います。
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