【問題編】人にあわせて背景を描く
【お題1】まず横長の四角と人物を描いて下さい
自分の絵柄で描く事が重要なので
わざとボカしてますが
実線で顔も描いて下さい
上半身だけで構いませんが
ひざまで描いてから切り取ってます
【お題2】この絵に背景を描きましょう
今回は部屋にしてみます
どんな部屋でも良いし自分の部屋でも良いです
好きな構図で良いですが
人物にあわせましょう
【お題3】追加問題
２で描いた人物の大きさは変えずに
背景だけ後ろに下げて見て下さい
2で描いた部屋をもっと遠くにするのですが
自分はアシスタント1年位でここにつまずきました
2でキチンと描いたかどうかがわかります
■補足
必須能力
1:人物の消失点
2:背景の消失点
3:トリミング(注:3)
以上の取り方描き方
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長くなるけど順をおって話します
マンガの場合
プロの現場では１から教えてる時間が無いので
出来ない人は出来ないままになる
時々一度も手伝った事が無い人がやって来るので
仕事を覚える流れ(順番)を書いていく
(現場によって当然違う)
注:アナログの現場の場合
枠線を引いたり、集中線を引いたり
つけペンだと線を引くだけでもちょっとしたコツ(注:1)がいる
トーンをはったりベタぬりするのは
いつでも ほぼ誰でも出来るので人員としては必要とされない
で背景を描きはじめるのですが
ここまで来るのに２～３回で済んでしまう人もいれば
10年経っても何も描けない人がいる
その違いはと言うと
前者は自分なりに描いていた人
後者は何でしょうねぇ
やる気の無い人？
(そんな人がいたと言う事です＾＾；)
丁寧に教えてくれる先輩がいると
すれば相当やさしい人なのですが
新人は
自分が出来ない事を自覚して無いので
教えるのが大変です
（実は自分も若い頃は生意気だったのでｗ
教えてくれた先輩も大変だったと思います）
次の段階では
まず写真トレースをしてもらう
写真など白黒でコピーしサイズを合わせ
下から透かしてそのまま描く(注:2これもコツがいる)
写真などを見ながら
消失点を取って１から背景を描く
(写真の一部だったり)
だいたいあたりを付けて描きはじめる
ここまでは人がいないので良いのだが
マンガの場合 主人公などの登場人物にあわせて
背景を描かなくてはならない
１ページあたり４～６コマ以上あって
けっこうな数があるのでここで引っかかる人は少ないのですが
そもそも背景が描けない人は
良く考えたら出来ないかもしれませんね
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ようは
【人にあわせて背景を描く】
だけでもここまでの流れがあってなので
1:人物の消失点
2:背景の消失点
3:トリミング(注:3)
の取り方描き方辺りは必須です
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注:1 長くなるので検索して見て
注:2 別の場所で解説予定
注:3トリミング(画面の一部だけを切り出す加工を指す)
つづく
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【問題編】人にあわせて背景を描く【回答解説編】
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