はじめよう。有償リクエスト
推しのイラストを描きたいけど絵が描けない!
自分のオリキャラを描いてほしい!
推し絵師のあのキャラのイラストが見たい!
…という思い、オタクなら一度は経験したことあるだろう。一昔前はとても敷居が高い話ではあったが、現在はSkeb、pixivリクエストといった絵師とのやり取りができる仲介サイトが登場し、金さえ出せば絵師に描いてもらうなんてことは容易になった。
敷居は下がったとはいえ、何をどうすればいいかわからないって人が大半だろう。
そういう人たちの道しるべなるようこの記事を置いておきます。
前提として
お金が動く以上立派なビジネスである
仲介サイトを介してのやり取りとはいえ、お金が動いているため立派なビジネスであることを忘れてはいけない。
支払いはクレジットカードのみ
Skebにしろpixivにしろ支払いはクレジットカードにしか対応していない。
すまないが、クレジットカードが作れない理由がある場合は諦めてください。
作っていないだけならこれを機に作ってもいいだろう。使い方を間違えなければ便利なカードなので。
STEP1 描いてほしい絵師を探す
当たり前だがリクエスト募集している絵師を探そう。
リクエストは即決くらいがちょうどいい
どうしてもこの人に描いてもらいたい!という願望があるなら即決でリクエストを送るべし。
絵師も本業の忙しさやリクエストを大量に抱え込まないようにするためなど、個人の都合でリクエストを閉じることは当然。迷っているうちに閉じられたら元も子もない。
実際にあった例が、私がリクエストを送信、承認後即受付を停止するということがあった。リクエストは早い者勝ちと思ってくれた方がいい。
STEP2 描いてほしいイラストを決める
これも当たり前だが一応補足。あり得なさそうだが、ロボット系をメインに描く絵師に動物の絵を描いてくださいなんてリクエストしても専門外すぎてまず断られるだろう。こういう場違いなリクエストは当然避けるべき。絵師の得意な傾向は作品を見て見極めよう。
STEP3 依頼文を書く
リクエスト詰まる人、大体ここで詰まると思う。安心してほしい。困ったら他の人のリクエストをトレスすればいい。私も最初は先人の依頼文をほぼトレスだった。
資料URLの添付
依頼するイラストに必要な資料になるWEBサイトのURLを添付しよう。
資料を時前で用意してGoogleドライブで共有する場合は、必ずリンクを知っている全員が閲覧できるように設定しておくこと。
またテキストファイルのいれることは禁止されている。(Skeb)
あまり良くはないと思われる依頼文の例
出どころと本文は敢えて伏せるが、本当にこういう依頼文があった。これで納品する絵師の腕もすごいが、衣装もキャラもかなり有名どころだがもっとこう情報を提供するべきではないだろうか。
また、期日を要求することは絶対にやってはいけない。実質的に期日が決まっている誕生日イラストもダメ
それなりに良いと思う依頼文の例(ただの自画自賛)
実際に私が書いた依頼文です。
絵師が描いたことないはずのキャラクターのイラストを依頼したので資料にはキャラの4面の画像をフォルダに入れたGoogleドライブを添付。
キャラクターへの理解を深めてもらうために怪文書じみた長文(通称:巻物)…ではなく、イラストを描くのに必要な情報だけを提示。
これの場合、キャラが高身長、新体操をやっているので身体はかなり柔らかいという情報のみ。
あと、特にこだわりがなかったりとにかく描いてほしい時の魔法のワードが
"構図などはおまかせします"
絵師によっては細かく指示して欲しいといった注意書きがあったりするので必ずしも有効ではないが、そういう要求がなければ困ったらコレで切り抜けられる。
そして締めの言葉は
"ご検討のほどよろしくお願いします"
この言葉だけで十分丁寧な文章になる。
冒頭で述べた通り有償リクエストは立派なビジネスなので文章は丁寧な言葉づかいを心がけること。
STEP4 金額を決める
金額は絵師が設定しているおまかせ金額に従えば間違いはない。もし、複雑なイラストを要求して金額に見合わないと判断された場合は、絵師が金額変更を求める返答をするのでそれに従おう。
(一部例外を除き)おまかせ金額より低い金額にしてはいけない
STEP5 送信、承認
リクエストを送信したら絵師が承認するかを祈ろう。もし絵師が承認できないなら遠回しにこれは承認できんわという言い回しの返答が来る。
絵師も人間であるが、人間である以上頭のおかしいやつもいる。そういう奴はリクエストを無視するなんてザラ。
絵師からアピール(絵師がクライアントに対して貴方が思うイラストを描けます!という飛び込み営業)してきたにも関わらずリクエストを送信すると理由を一切説明せずキャンセルするというとんでもない奴もいる。
もしもそういう残念な絵師を引き当ててしまったら可哀想な人と嘲笑いリクエストは諦めよう。
STEP6 納品待機
承認されたら後は納品を待つのみ。
ビジネスといえど、絵師の本業だったり別件が立て込んでいたりで納品まで時間がかかることは当たり前。待っている間は作品のことに関して一切連絡を取ってはいけない。
※SNS上で作品と全く関係ない話をする程度ならセーフ
STEP7 納品後、お礼の挨拶
作品が納品されたらお礼のメッセージを送ろう。ただし、Skebは報酬のブーストの意味を兼ねているので最低500円出さないとメッセージが送れない。逆に、金額以上の仕事をしてくれたと思ったら500円よりも多い額にしてメッセージを送ることもできる。
このお礼でネガティブな内容は絶対に送信するな。リテイク要求など論外
・・・というのがリクエストの流れです。
最後に
有償リクエストはお金が動く以外深く考える必要はないと思います。
絵師が自分のために描いてくれたイラスト、それはもうかけがえのないものになります。
私は元々、ブルーリフレクションシリーズを後世に伝えるためにリクエストを通して絵師やそのファンたちにキャラクターを知ってもらおうという思いで有償リクエストに手を出しました。
ですが、今はほぼ自分の欲望のためにリクエストしてしまっています。
だって自分のために描いてもらえたと思うと嬉しいんだもん。
説得力ないですが、騙されたと思って有償リクエストやってみてください。とてもいい気分になれますよ
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