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【番外編】永源寺のセミ

京都市内から日帰りでドライブという時に、滋賀県は魅力的な距離感です。なかでも東近江市は八日市インターからすぐにアクセスできて、歴史を感じるさまざまなスポットや美味しいお店、雄大な自然を感じることができるお気に入りのドライブ先です。

思いついて、大本山永源寺まで車を走らせました。

この総門まで来るのに、少し(?)石段を登る必要がありますが、木漏れ日が迎えてくれます
山門と青もみじ 深呼吸したくなるのはなぜでしょう

写真ではお伝えできないのですが、セミの声が聞こえてきます。まだまだ夏ではないのにセミ?と思ったのですが、帰ってから調べると、ヒメハルゼミという珍しいセミが永源寺には生息しているようです。永源寺さんでは、開山者の名前にちなんで「寂室蝉(じゃくしつぜみ)」と呼んでいらっしゃるとのこと。ほんとうにそのセミかどうかはわかりませんが、独特の響きでした。

瓦ではない本堂の屋根に優しさを感じます
白鹿坂(びゃくろくざか)白い鹿が遊んでいたという逸話があります

休みの日にはあまり予定を決めず、ふらっと出かけることが多いのですが、東近江市には繰り返し訪ねてみたいと思う場所がたくさんあります。永源寺とその周辺も疲れた心と体を温かく包み込んでくれる緑豊かな地域です。

麦秋 滋賀県は麦畑もあちこちで見ることができます