ジャパンダートダービー 傾向分析

南関東3冠競走が中央との交流競走となると発表になりました。

ダート競馬の底上げを狙っての今回の取り組みによって、どんな化学反応が起こるのか、非常に興味深いものであります。

さて、そうなると、今までの形式で行われるジャパンダートダービーは、来年で最後になります。

個人的にいろいろな思い出のあるレースなので、一抹の寂しさを覚えますが、今後の日本ダート競馬の発展に繋がることを期待して、最後の2年を楽しみたいと思います。

本日は、このジャパンダートダービーの分析をしていきたいと思います。

まずはいつものように血統の面から。

過去5年で毎年馬券に絡んでいるのがロベルト系です。

特に、キャッスルトップの大駆けで沸いた昨年などは、ロベルト系を持つ馬で馬単BOXを組んでいれば10万円をget出来たわけです。

大井のダートは砂が深くパワーが要求されるタフなコース。それ故、トップレベルのスピード、ダート適正と共に、ヨーロッパの競馬場に見られるような起伏の激しいコースをこなせるようなスタミナとパワーを併せ持つことが必須なのですね。

それを踏まえての注目馬です

注目馬① リコーヴィクター

今回の出走馬の中で父、もしくは母父がロベルト系なのは、リコーヴィクターただ1頭。

羽田盃、東京ダービーと1戦ごとに状態を上げ、満を持してここに参戦してきました。

父も大井上級条件の王道であるアメリカ血統エーピーインディ系。まさに、トップレベルのダート適性とロベルト系のパワー、スタミナを兼ね備えた血統構成といえるでしょう。

強豪の中央勢相手にどこまでやれるか、楽しみに見たいと思います。

さて、これまでの記事の中で、南関東重賞の重要血統としては、先にあげたアメリカ血統のエーピーインディ系とともに、ゴールドアリュール系も取り上げてきました。

ゴールドアリュール系は、一旦好走すると、勢いに乗ってその好調が持続するという特徴、及び、クラスが上がって厳しい競馬になっても、その高いダート適性からあっさりと昇級戦に対応するという特徴がみられます。

それを踏まえての注目馬

注目馬② ペイシャエス

父はゴールドアリュール系のエスポワールシチー。前走のユニコーンステークスでの初重賞タイトルを手土産にここに乗りこんできました。

好調の持続、昇級戦、格上げ挑戦に強いゴールドアリュール系という観点からは、積極的に狙ってみたい1頭です。

続いてもう1頭注目馬を挙げてみたいと思います。

注目馬③ ブリッッファング

父はダートG1を10勝したホッコータルマエ。同馬の産駒は、夏を境に一気に力を伸ばすことが特徴。

昨年の東京ダービー2着だったギャルダルなどは、まさにこの典型的なパターンです。

ブリッッファングは前走の兵庫チャンピオンシップを圧勝。距離が延びるごとにパフォーマンスを挙げている点からも、200メートル延長となる今回は、さらなるパフォーマンスの上昇が見込めると見ています。

本日は、以上の3頭に注目してみたいと思います。

予想につきましては、ウマニティプロ予想MAXにて公開いたします。

こちらも是非ご覧いただけますと幸いです。

今年はどんなドラマが待っているのか。楽しみに発走を待ちたいと思います!


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